迫る“魔の7年”…Red VelvetからWINNERまで、再契約を控えたグループ4組に注目

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写真=SMエンターテインメント
デビューから7年を控えたアイドルが所属事務所との再契約を控え、ファンの関心が高まっている。

最近、GFRIENDが所属していたSOURCE MUSICがグループの活動終了を発表し、ファンを悲しませた。

そんな中、2014年8月にデビューしたRed Velvetが再契約を控えている。Red Velvetはこれまで「Red Flavor」「Power Up」「Bad Boy」「Psycho」など、ユニークなコンセプトで多数のメガヒット曲を発売した。

注目すべき点は、Red Velvetのメンバーたちのソロ活動が活発になったことだ。4月5日、メインボーカルのウェンディは1stソロミニアルバム「Like Water」を、5月31日にジョイはスペシャルアルバム「Hello」をリリースした。また、ジョイは韓国で12月より放送予定のJTBCドラマ「一人だけ」に出演する。

末っ子のイェリも2021年3月、tvN「ドラマステージ2021-ミントコンディション」でホン・チェリ役で演技に初挑戦した。スルギはあるビューティーブランドのモデルに抜擢されたほか、34組(62人)の歌手たちによる「私たち一つになって2021」プロジェクトに参加した。一番年上のアイリーンも2月17日に韓国で公開された映画「ダブルパティ」で映画デビューを果たした。

精力的なソロ活動がRed Velvetの再契約にどのような影響を与えるのか、関心が高まっている。

写真=YG ENTERTAINMENT、DREAM CONCERT
同じく2014年8月にデビューしたYG ENTERTAINMENTのWINNERも再契約を控えている。「REALLY REALLY」「EVERYDAY」などのヒット曲を保有するWINNERは、2020年4月9日に3rdフルアルバム「Remember」をリリースした。

WINNERは現在、軍白期(メンバーの入隊による空白期)のため、個人的な活動に集中している。カン・スンユンは3月29日に1stソロアルバム「PAGE」を発売し、今年7月より韓国で放送予定のKBS 2TVのバラエティ番組「私たちが愛したあの歌、新しい歌手」に審査委員として出演する。ソン・ミノは2月に放送を終えたJTBCバラエティ「シングアゲイン」に出演、tvNの新しいバラエティ番組「ソン・ミノのパイロット」もスタートした。イ・スンフンとキム・ジヌは今年4月から社会服務要員として国防の義務を果たしている。

2014年11月にデビューしたLOVELYZ。リュ・スジョンは昨年、再契約への意志を示した。2020年5月20日にソロデビューしたリュ・スジョンは、当時のインタビューで「7年目」「再契約」について「メンバー全員がLOVELYZの音楽に誇りを持っている。LOVELYZの色を維持したいという気持ちは大きい」とし、「LOVELYZの音楽をどれだけ長く続けられるかがカギだと思う。これまでのようにずっとやっていきたいと思っている」と答え、ファンを喜ばせた。

さらに、5年前に発売した「想像プラス」が再ブームを呼んでいるLABOUMも、2014年にデビューしたグループだ。

写真=Global H Media
GFRIENDの活動終了は、突然の知らせでファンは困惑した。GFRIENDの所属事務所SOURCE MUSICは2019年にBig Hitエンターテインメント(現HYBE)に子会社として買収された。彼女たちはバン・シヒョクプロデューサーのサポートを受け、「Apple」「MAGO」などユニークな音楽を披露してきた中、活動終了が発表され、衝撃を与えた。所属事務所が公式コメントを発表した後、メンバーたちも公式ファンコミュニティプラットフォームWeverseを通じて自筆の手紙を公開し、解散を知らせた。

2015年1月16日、1stミニアルバム「Season Of Glass」でデビューしたGFREINDは“魔の7年”を超えられず、デビューから約6年で解散となった。GFRINEDは6年間で「今日から私たちは」「夜」「あなた、そして私(NAVILLERA)」「ガラス玉(Glass Bead)」「Love Whisper」「Sunrise」などをヒットさせ、韓国国内外の音楽ファンから愛された。

それではなぜ“魔の7年”なのだろうか。主な理由は2009年、公正取引委員会が「芸能人標準約款に基づく専属契約用標準契約書」の作成を義務付けたためだ。公正取引委員会は芸術家の権益を保護し、芸能産業で不公正な内容で契約が締結される慣行を改善するため、専属契約の有効期間を7年に短縮、制限した。そのため契約が終了する7年でアイドルの脱退・解散が少なくない。

もちろん、収益やソロ歌手・演技などの個人活動、事務所との対立など、様々な問題も解散の決定に影響するとみられる。魔の7年を控えたグループは今後どうなるのか、ファンの関心が集まっている。

記者 : キム・ウネ