ヒョヌ「ロースクール」放送終了の感想を語る“40代を迎えるのが楽しみ…演技の幅が広がると思う”

OSEN |

写真=ACTORSAIDエンターテインメント
ヒョヌは「ロースクール」で強烈な印象を残した。年齢が一回り違う俳優らと同じ年代に見える童顔だが、ヒョヌはいつの間にか40代を目前としている。彼は40代になったら、より一層成熟した姿を見せたいという。

ヒョヌは最近、行われたJTBC「ロースクール」放送終了のインタビューで、このドラマに関する率直な話を聞かせてくれた。

ヒョヌは「ロースクール」で、産婦人科医を経てロースクールの学生となったユ・スンジェ役を務めた。ユ・スンジェは頭が切れる人物で結婚もしているが、成績にプレッシャーを感じ、教授のパソコンをハッキングする犯罪を犯してしまう。ヒョヌは「実際に、学生時代に試験用紙をハッキングした方の話も聞きました。また、裁判官の知人に会って、裁判を直接見に行ったりもしました。台本を読みながら気になることがあればたくさん質問しましたし、実際の裁判は、ドラマの中の裁判とは少し違いました。思っていたより、事務的に行われていたのが印象的でした」と話した。

ヒョヌは自身が犯した罪を告白する瞬間に密度のある演技を披露した。ヒョヌは「監督に、初めから普通の学生のように見えてほしいと色々注文されました。ですから、目立たないように心がけて演じました。台本に書いてある『驚く』というト書きに対しても大げさに反応せず、感覚だけが伝わるようにして、節制して見せられる部分だけを見せるように努力しました」と演技へのこだわりを示した。

写真=JTBCスタジオ、Studio Phoenix、コンガムドンハウス
ヒョヌは1985年生まれで、いつの間にか30代後半に入った。ヒョヌは「ロースクールの末っ子のイ・スギョンと僕は一回り差があります。同じグループでしたが、同年代とは感じられませんでした。むしろイ・ジョンウン、ウヒョンと多くの作品を共にしていて、もっと楽な感覚でした。リュ・ヘヨン、キム・ボム、イ・スギョンなど、年下の俳優たちが僕の面倒を見てくれて感謝したし、驚きました。現場に僕がいなかった時、演技した姿をドラマで見てたくさん学びましたが、本当に賢くて演技がうまいんです」と称賛した。

ヒョヌは「ロースクール」を通じて、大学時代を思い出したという。ヒョヌは「久しぶりに講義室に入ることができて良かったです。もちろん、僕の年頃の大学生役ではなかったけれど、教授と会って、ロッカーを開けてみて、集まって課題について話をしてとても新鮮で面白かったです。現場で、同僚の俳優たちと演技の話の他に、また別の話をすることが面白くて楽しい経験でした。事前制作で撮影は早めに終わったけれど、こうしてずっと連絡して会っている俳優の方々は今回が初めてです」と打ち明けた。

いつの間にかデビュー14年目を迎えたことについて、彼は「僕はどこにでもよく溶け込みます。貧しい就活生役もしたし、王様の役もしました。下から上までよく行き来することが僕の長所です。何でも演じられる俳優だと思います」と自身の長所を説明した。

続けて彼は「作品が人気だと嬉しいです。この作品がよりよい作品になってほしくて、相手と演技する時も、楽に演技してもらえるように努めています。相手のキャラクターを目立たせることにも自信があるんです。そうしてこそ作品もうまくいくと思います。作品がうまくいけば、共に輝くことができます。自分自身が努力しないのではなく、作品がうまくいくように現場でたくさん努力しています」と演技への考えも明らかにした。

俳優としての抱負として、彼は「40歳になれば40歳以後の役も演じることができるし、もっと若い役もできます。演じられるキャラクターの幅が、より広くなると思うと楽しみです。父親役もして、学生役もでき、40代だけの重厚な印象を与えることができると思います。キャラクターの雰囲気をどういうふうに出すかの問題で、その部分については心配はありません。うまくやれば20代後半も演じることが出来ます。現場でいつも最善を尽くしているので、やりきれる自信があります。新しい作品に、参加できればと思います」と伝えた。

ヒョヌは自分より他人を思って配慮する俳優だ。白い肌に、絵に描いたようなイケメンだが、内面からしっかりした魅力が感じられる。30代が過ぎ、40代、50代とこれからも長く愛されるであろうヒョヌの次回作にも期待が集まっている。

記者 : パク・パンソク