チェ・ミョンギル出演、新ドラマ「赤い靴」スチールカットを公開…ストーリーに期待

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写真=OH Story
女優チェ・ミョンギルが、KBS 2TV新毎日ドラマ「赤い靴」を通じて、隠してきた欲望を露にするキャラクターに扮して、その存在感を証明する。

KBS 2TV新毎日ドラマ「赤い靴」(演出:パク・ギヒョン、脚本:ファン・スニョン)は、魅惑的なカリスマ性と純粋な魅力が共存するチェ・ミョンギルの雰囲気が捉えられたスチールカットを公開し、期待を高めた。

「赤い靴」は自分の成功のために肉親には目を背け、恋と欲望を探して離れていった非情な母親と、彼女に対する復讐心で止められない欲望のしがらみにとらわれた娘の話を描く。

チェ・ミョンギルは、劇中で母親と妻の役割に縛られていた過去を抜け出して、自分の欲望と本能に充実に従って主体的に変わるミン・ヒギョン役を務める。ミン・ヒギョンは、内面の野望のために手段と方法を選ばない冷徹さはもちろん、“ローラ”という名前と共に靴業界の実力者として浮上し、成功に対する情熱を燃やす人物だ。彼女は娘のキム・ジェンマ(ソ・イヒョン)とお互いに対する復讐の刃を向けて、緊張感溢れる対立を披露する。

本日(15日)公開されたスチールカットの中でチェ・ミョンギルは、欲望を露にする前と後の克明な雰囲気の差で目を引く。彼女は、魅惑的な表情で逆らうことのできない優雅な雰囲気を漂わせている。ここに上品な赤色の衣装が加わえられ、抜群のオーラで周辺を圧倒する。特に、少しの乱れもない姿勢は、彼女の堂々として進取的な一面を強調し、どこかを見つめる眼差しには涼しげな怒りがこもっており、ミン・ヒギョンというキャラクターに対する好奇心を掻き立てる。

その一方で、過去の写真では、地味で落ち着いた雰囲気を醸し出している。悪意どころか笑顔を浮かべており、彼女の赤い靴を撫でる手先からは、切ない感情が垣間見える。貧乏だが靴に対する愛情だけは格別だった彼女が悪人と化した事情とは何なのか、内在していた欲望を余すことなく表すミン・ヒギョンを通じてお茶の間にどのようなカタルシスを披露するのか期待が集まっている。

「赤い靴」の制作陣は「チェ・ミョンギルは、エレガントな外見から特有の繊細で重みのあるトーンで、ミン・ヒギョンというキャラクターに完璧に入り込んでいる。ベテランらしい安定した演技を基に、チェ・ミョンギルが披露する演技力と膨大な威力を持つミン・ヒギョンの魅力を、『赤い靴』を通じて確認してほしい」と伝えた。

「赤い靴」は韓国で7月に放送がスタートする。

記者 : キム・ミョンミ