シン・ミナ&キム・ソンホ主演、新ドラマ「海街チャチャチャ」台本読み合わせ現場を公開

OSEN |

写真=tvN
tvNの新しいドラマ「海街チャチャチャ」が、笑いと情熱に満ちた台本読み合わせでスタートを切った。

韓国で今年下半期に放送されるtvNドラマ「海街チャチャチャ」は、現実主義の歯科医ユン・ヘジン(シン・ミナ)と、万能ニートのホン班長(キム・ソンホ)が魅力溢れる海の村コンジンで繰り広げるティキタカ(相性が良く、ポンポンとやり取りする様子)ロマンスを描いた作品だ。「ああ、私の幽霊さま」「明日、キミと」など多数のラブコメを手掛けたユ・ジェウォン監督と、「王になった男」を共同で執筆した脚本家のシン・ハウンが意気投合した作品で、胸をときめかせる恋愛模様に温かいストーリーが視聴者の心を掴むと期待を高めている。

同日、台本読み合わせの現場にはユ・ジェウォン監督と脚本家のシン・ハウンをはじめ、シン・ミナ、キム・ソンホ、イ・サンイ、コン・ミンジョン、キム・ヨンオク、チョ・ハンチョル、イン・ギョジン、イ・ボンリョン、チャ・チョンファ、イ・ヨンイ、シン・シネ、カン・ヒョンソク、そして子役たちまで出席し、台本を読み合わせた。開始前に演出を担当したユ・ジェウォン監督は「一堂に会した俳優とスタッフを見ると、共にすることができ、光栄で心強い」という挨拶と共に「楽しく癒される撮影現場になればと思う。防疫規則をしっかり守ってみんなが元気に撮影を終えることができるように最善を尽くす」と意気込みを明かした。

本格的な台本の読み合わせが始まると、俳優たちはそれぞれの役に瞬時に入り込み、実際の撮影のような演技を披露した。初めての出会いだったにもかかわらず、完璧に劇中の人物を表現し、それぞれの魅力と存在感をアピールして、現場の雰囲気を盛り上げた。

まず、才色兼備の立派な歯科医で完璧なスペックを持っているが、どこか抜けたところがあるユン・ヘジンになったシン・ミナのイメージチェンジが目を引いた。彼女は堂々として愛らしい姿と共に、可愛くて純粋な天然の魅力を行き来しながらキャラクターの魅力を表現したのだ。特に、変化に富んだ繊細な感情の演技でシン・ミナだけが表現できるユン・ヘジンを披露し、代替できない存在感を発揮した。

劇中でホン・ドゥシク役を演じるキム・ソンホの活躍も印象的だ。人々にホン班長と呼ばれるドゥシクは、カッコいい外貌に頭も良いが、公式的な職業は無職だ。しかし、誰かに何かが起きると、必ず現れて助けてあげる人物。キム・ソンホは無愛想で優しく、図々しいが、スマートな姿まで多彩な魅力を披露し、注目を集めた。最初から完璧にホン・ドゥシク役に扮したキム・ソンホは、台詞のトーンから眼差し、ジェスチャーなど、持ち前のディテールな表現力で立体感のあるキャラクターを完成させ、もう一つの人生キャラクターの誕生を予告した。

何より今回のドラマで初めて息を合わせるシン・ミナとキム・ソンホの阿吽の呼吸が際立った。最初であることが信じられないほど息の合った二人の姿は、微笑ましい光景を演出し、二人が披露する恋愛模様への期待を高めた。

自他共に認めるスタープロデューサーチ・ソンヒョン役を演じるイ・サンイも想像以上のキャラクターとのシンクロ率を誇った。作品ごとに視聴者に深い印象を残してきたしっかりとした演技力を基にキャラクターをうまく演じ、劇の没入感を高めた。

ここにコン・ミンジョン、チョ・ハンチョル、イン・ギョジン、イ・ボンリョン、チャ・チョンファをはじめ、存在感だけでドラマの心強い中心をつくってくれたキム・ヨンオク、イ・ヨンイ、シン・シネ。現場を訪れた全ての俳優たちは、それぞれの配役に完璧に没頭し、熱演を繰り広げ、ドラマへの信頼を高めた。特に、個性と魅力あふれるベテラン役者たちのセンスに富んだユニークな演技はドラマに活力を吹き込み、楽しさを倍増させた。

記者 : チェ・ナヨン