ミュージカル女優のペ・ダヘに継続的にストーカー行為をしてきた20代の男性が、控訴審でも実刑を言い渡された。

全州（チョンジュ）地裁第1刑事部（カン・ドンウォン部長判事）は本日（9日）、情報通信網法違反、業務妨害などの疑いで拘束起訴されたA氏に対する控訴審で、検事と被告人の控訴を棄却し、懲役2年を宣告した原審を維持した。

この日の裁判部は「被告人は有名芸能人に対する誹謗中傷をして金をむしり取ろうとし、未遂にとどまった。被害者の演劇公演を妨害して侮辱もした。当審に至るまで被害者と合意に至らなかった。このような事情を考慮すれば、量刑を上げるまではないにしても、第一審の判決が合理的な裁量を脱しているとは思えない」とし、原審を維持した理由を明らかにした。

A氏は最近、2年間ペ・ダヘが出演する公演会場を何度も訪れて接触を試みたり、脅迫したりして、200件に及ぶ誹謗中傷をした疑いなどで起訴された。調査を受けている途中も「示談金1000万ウォン（約89万円）でいいか。どうせ罰金刑で終わるから」など、あざ笑うようなメッセージを送っていたという。