SMエンターテインメント&JYPエンターテインメントがタッグ!「DearU bubble」を世界的モバイルプラットフォームへ

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写真=SM、JYP
SMエンターテインメントとJYPエンターテインメントがタッグを組み、「DearU bubble」をグローバルモバイルプラットフォームへと跳躍させる。

SMは4日、公式コメントを通じて「子会社の株式会社SM Studiosが保有する株式会社DearUの持分23.3%を取得したJYPとの協力を強化する」と発表した。グローバルネットワークを持つ両社が相乗効果を発揮し、「DearU bubble」を世界市場で競争力のあるモバイルプラットフォームに成長させることが目標だ。

株式会社DearU bubbleの目玉事業である「DearU bubble」は1:1トークの形でアーティストと私だけの特別なプライベートメールをやり取りするサービスプラットフォームだ。2020年に発売され、海外のユーザーの割合が68%に達するなど、海外のユーザーを主な顧客にしている。SMとJYPをはじめ、13社の計150人以上のアーティストがサービスを行っている。

SMとJYPは昨年8月、世界初のオンライン専用コンサート「Beyond LIVE」のための専門会社Beyond LIVE Corporation(BLC)を設立した。株式会社DearU bubbleを通じて、両社は協力関係をより一層強化する見通しだ。

JYPも同日、公式コメントを通じてSMの子会社であるDearUの株式23.3%を取得し、プラットフォームビジネスへの影響力を拡大すると伝えた。

JYPは4日午後、株式会社SM Studiosが保有する株式会社DearUの旧株の普通株の14.1%を追加で取得すると知らせた。これは先月26日に持分率9.1%に当たるDearUの旧株の普通株168万2000株を約84億ウォン(約8億4億円)で取得したことに次ぐもので、最終的に取得した株数は428万5192株で持分率23.3%であり、投資金額は約214億ウォン(約21億4000万円)となった。

DearUはアーティストとファンがお互いの日常を共有するサービス「Bubble」の運営に成功して好評を博し、実績でも好調を見せている。第1四半期の売上は89億ウォン(約8億9000万円)、営業利益は32億ウォン(約3億2000万円)と黒字を記録しており、今後アーティストのラインナップが増えることでより一層成長することが期待される。JYP所属アーティストの2PM、DAY6、TWICE、Stray Kids、ITZYも2020年から「Bubble」に参入し、世界中のファンと積極的にコミュニケーションをとっている。

JYPはDearUとの戦略的シナジー効果を出すことを目標に、株の取得を決めた。最近、ファンをプラットフォームがK-POP市場で多く流通している中、JYPはDearUの株式買収を通じてより多様なフラットフォームビジネスに参入することを念頭においている。

JYPは「今回の持分投資を基に、自社のアーティストやファンとの絆を深めるITプラットフォームに、より活発な投資はもちろん、より未来志向的なエンターテインメント事業の展開を通じて企業の価値を高めることに力を入れていく予定だ」と伝えた。

記者 : ファン・ヘジン