イ・スヒョク、映画「パイプライン」への愛情を語る“出演を断る理由がなかった…選んでもらえて光栄”

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写真=YG ENTERTAINMENT、MEGABOX中央(株)PLUS M、Little Big Pictures
俳優のイ・スヒョクが、映画「パイプライン」に出演した感想を明かした。

イ・スヒョクは最近、ビデオインタビューを行い、韓国で5月26日に公開された映画「パイプライン」について、多様なエピソードを公開した。

「パイプライン」は、韓国の土地の下に隠された数千億ウォン(数百億円)もの原油を盗んで、人生逆転を狙う6人の原油泥棒が繰り広げるドタバタチームプレーを描く犯罪映画だ。「マルチュク青春通り」(2004)、「卑劣な街」(2006)などを演出した韓国映画界のストーリーテラーのユ・ハ監督がメガホンを取った。

イ・スヒョクは、今回の作品を通じて2013年映画「怖い話2」以来、8年ぶりにスクリーンに復帰した。彼は劇中、数千億ウォンの原油を盗むため、危険な盗油作戦を計画した大手企業の跡継ぎのゴヌというキャラクターを演じた。ゴヌは、自分の欲望のためなら何でもする人物で、盗油業界最高の技術者ピンドリをはじめ、作戦に参加した5人の原油泥棒と対立して、彼らを限界まで追い詰める。イ・スヒョクは強烈な眼差しとオーラで、劇に緊張感を与える冷静なゴヌに変身した。

この日、イ・スヒョクは「パイプライン」の出演について「映画の出演は久しぶりですが、光栄です」とし「ユ・ハ監督の新作で、ソ・イングクさんなどのベテラン俳優の方々と共演できるということで、出演しない理由がありませんでした。監督に選んでいただいて、心より感謝しています」と述べた。

特に彼は「映画が大好きで、数えきれないほどたくさん見ました。私は映画を見ること以外に、何もしません。それほど切実に映画に出演したかったです。映画俳優が夢でしたし、これからもその夢は変わりません」と述べた。

ゴヌ役については「監督から、ありがたくもこれまでドラマで披露したイ・スヒョクじゃなく、新しい人物を表現してほしいと言われ、そこに重点を置いて、演技に取り組みました。ですから、単純に財閥という華やかな設定よりは、この計画を立て技術者たちを集める進行過程に集中するようにしました。監督も僕と同じ考えで、壊れてもいいよとおっしゃったので、外的な部分は無視しました。ゴヌは確実に新しい試みとして、かっこいい人物というよりは愉快な娯楽映画の中の悪人として表現したかったんです。ブラックコメディの要素も多くありました」と伝えた。

ソ・イングクについては「アングルの中で自然な動きができる俳優だということを改めて感じました。僕が好きな兄さんであり俳優ですが、さらに信頼感が生まれました。僕が本当に羨ましく思っている俳優です。画面の中での動きもそうですし、表現力も素晴らしく、学ぶところが多いです」と愛情を示した。

また、ドラマ「ある日、私の家の玄関に滅亡が入ってきた」で共演したパク・ボヨンについては、「大きなエネルギーを持っている人だと思います。現場でカリスマ性もありますし、演技も一緒にやってみたいと思っていましたが、その期待を裏切りませんでした」と語った。

イ・スヒョクは「前作が華やかなユ・ハ監督の新作に合流することができて光栄でしたし、予告編でも確認できるように、気軽に鑑賞できる愉快な映画です」と説明した。

記者 : キム・ナラ