「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」イ・ジフン“大変だったのは皆同じ…出演料のことは考えなかった”

OSEN |

写真=thエンターテインメント
俳優イ・ジフンが、ドラマ「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」を終えて心境を語り、一緒に苦労したキム・ソヒョン、ナ・イヌ、チェ・ユファに感謝した。

最近行われたKBS 2TV「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」放送終了インタビューにイ・ジフンが参加した。

「王女ピョンガン 月が浮かぶ川」は、主演俳優が降板し、ナ・イヌが代役を務め、大部分を再び撮影した。イ・ジフンは「自分がやるべきことだけを考えていました。デビュー初期には、外部の影響をたくさん受けていたのですが、環境の影響を受けると自分が揺れてしまうことをデビュー初期にたくさん感じたので、僕がドラマで引き受けた人物が進むべき道だけを考えました。大変な点があったとすれば、僕だけでなく、誰もが同じだと思います。撮影したものを再度撮影をしなければならないということです。感情が積もっていって18部を撮っている状況だったので、再び戻ることは容易ではありませんでした。僕だけでなく、キム・ソヒョン、チェ・ユファ、ナ・イヌも大変だったと思います」と述べた。

イ・ジフンは厳しい時を一緒に乗り越えた3人の俳優への言及を忘れなかった。彼は「キム・ソヒョンは『恋するアプリ』を見て、とても美しく善良に見え、性格も良いだろうという考えを持って撮影に入りました。彼女と演技をしてみて、こんなに幼い年齢でも、人物として相手の話を聞き、話をするんだなと感心しました。僕の話を聞いて話をしてくれるので、ソヒョンと演技をすると、僕も良くなるんです。現場でもとても明るかったです」と説明した。

続いて彼は「ソヒョンが一番大変だったと思います。すべてのシーンをすべて再び撮らなければならなくなりました。その状況で一番大変だったはずなのに、痩せていきながらも笑っているんです。傍で面倒を見てあげたくなりました。演技をする仲間としても、ソヒョンと演技をすると心が楽です。カカオトークでも『ソヒョンと演技をすると心が楽でいい。最後までよく引っ張って行こう』と話しました。明るくて優しいです。年齢に合わないほど大人です」と賞賛した。

イ・ジフンはナ・イヌの意外な面も語った。彼は「ナ・イヌは本当に可愛いです。初めての撮影の時から“兄さん”と呼んできました。演技することについては、放送を見ることもできないまま来て、演技をしなければならなかったので緊張したと思います。でも、陽気でコミュニケーション力もあるので、演技も吸収が早いんです。すぐに適応して、すぐに自分のものにしていきました。十分に持っているものがあるから上手くできるよとアドバイスしたところ、本当にうまくやっていましたね」と評価した。

また彼は「家にいる時、ナ・イヌから突然電話が来て『行くね』と言って、15分後にスリッパを履いてマンションの前に立っていました。とても可愛くて、休ませてから帰らせようとしましたが、ゲームを一度やったら、『兄さんに会いたくて来たんだ、行くね』と言って帰っていきました。彼は面倒を見てあげたい弟です」と親近感を表した。

劇中で切ない関係にあったチェ・ユファについては「僕よりお姉さんだったので、たくさん頼ろうと思いましたが、劇中の関係のためにも敬語を使わず、タメ口で話しました。ユファも役が難しかったと思います。初めに苦労をたくさんしました。僕も経験をしているので、横で僕もサポートしようと、配慮しようとしました」と述べた。

イ・ジフンは再び撮影する分の出演料をもらわず作品に臨んだ。彼は「僕は再撮影の出演料については後で聞きました」とし「所属事務所の代表が出演料よりも作品が先にあり、作品を残すことが重要であると、まず話をしてくれました。僕もやはりドラマがなくなるかもしれない状況で、出演料は考えていませんでした。僕もコ・ゴンを演じたかったし、演技することができる環境だけ用意されるのならそれでいいと思っていました」と率直に打ち明けた。

イ・ジフンはコ・ゴン役を引き受けて熱演を繰り広げた。彼は「僕の生きている結末とそうでない結末がありました。家同士の対立があったので、僕は死ぬのではないかと思いました。監督の意向に従い、コ・ゴンが死ぬ方がより良かったと思いました」と話した。

最後のシーンは徹底的に準備した。ピョンガン(キム・ソヒョン)への心を胸に抱き、ヘ・モヨン(チェ・ユファ)への心を告白した。イ・ジフンは「『愛していた』というセリフのために悩みが多かったです。監督が、女性は愛している男性に嘘でも愛していたという言葉を聞きたいと言い、チェ・ユファに聞いてみたところ、同じ意見だったので、そのセリフを言いました」と伝えた。

イ・ジフンはこれまでの出演作でも強烈な印象を残した。彼は「僕がなぜ死ぬ役をよく務めることになるのか分からないです。デビューした時に『学校 2013』でイ・ヒョンジュ作家、イ・ミンホン監督が初めてキャスティングする時、『目がかわいそうで悲しい』と言われたことを思い出します。『青い海の伝説』の時もパク・ジウン作家が『魔女宝鑑』の子供のように泣く姿を見てキャスティングをしたと言われたのも記憶に残っています。僕は僕の目を見ると、怖いような気がします」と説明した。

イ・ジフンは休む暇もなく作品に出演しながら学んでいる。彼は「常に現場が僕には学びの時間です。僕は体育大を出て運動を学びました。継続して学び、悩んで鋭敏になれば得るものがあります。演技をしながら、体が楽であれば足りない感じがします。絶え間なく、他の感情や、他の性格をやってみようと努力します」と述べた。

イ・ジフンが情熱を燃やす理由があった。彼は「一人でいる時はほとんど言葉を発しません。存分に表現できる場所が多いんです。表現し、収めるものが多いので表現したいと思います。現場では遊び場のように表現するものが積まれているので、継続して表現していきたいです」と説明した。

イ・ジフンは自らの生活について満足している。彼は「いつも繰り返しです。昨年は大変でしたが、大変なだけに貪欲でした。僕は優しくなってはいけないと思いました。心を楽にしてみたら。今までよく生きてきたと思います。よく生きようと努力していて、周りの人にも心を開いてみようと努力もしています。撮影現場でイ・ヘヨンさんと親しくなって、毎日会っています。家が近いんです。兄さんに人生の話もたくさん聞き、僕自身も素敵に生きようと考えます。すべてに愛されることはできないということを遅ればせながら知りました。愛してくれる人に対しても最善を尽くそうと考えています。今年は素敵に生きていると思います」とし、インタビューを終えた。

記者 : パク・パンソク