韓国の有名映画プロデューサーのイ・チュンヨン代表、イベント後に心臓発作で急死…享年70歳

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写真=OSEN DB
長年、映画を愛してきた制作者イ・チュンヨン代表が名作を残して死去した。享年70歳。

11日、イ・チュンヨン代表はスケジュールの途中で体調不良を感じ、帰宅後に心臓発作で倒れた。この日、公式スケジュールとして「アシアナ国際短編映画祭」の会議に出席していた。関係者によると、故人は自宅に到着した直後に突然倒れ、家族が発見して病院に搬送されたという。

イ・チュンヨン代表は1984年に映画「バカ狩り」の企画を皮切りに映画界に入門。1989年「幸せは成績順じゃないじゃないですか」、1990年「そう、たまに空を見上げよう」などを企画し、1998年にはホラー映画「女校怪談」を制作して、韓国型学園ホラーという新しいジャンルを開拓した。女優のチェ・ガンヒ、パク・ジニ、パク・イェジン、キム・ギュリ、コン・ヒョジン、パク・ハンビョル、ソン・ジヒョ、キム・オクビンらが「女校怪談」に出演し、名を知らしめた。

写真=映画ポスター
その後「まわし蹴り」(2004)、「ファン・ジニ」(2007)、「今、愛する人と暮らしていますか?」(2007)、「亀、走る」(2009)、「逮捕王」(2011)、「死体が帰ってきた」(2012)、「テロ,ライブ」(2013)などを制作して、映画界で注目を集めた。特に、キム・ビョンウ監督が演出したパニック映画「テロ,ライブ」は観客550万人を突破し、大きな成功を収めた。

故人は、映画人会議の理事長、韓国映画団体連帯会議の代表などを務め、韓国映画界の長兄役を果たしてきた。今年で第19回を迎えた「アシアナ国際短編映画祭」では、第1回の時から執行委員兼理事として参加している。

遺族としては映画監督の息子イ・ヨンジンがいる。故人の葬儀場は、ソウル江南(カンナム)聖母病院であり、本日(12日)午後から弔問が可能である。

記者 : キム・ボラ