BTS(防弾少年団)、韓国歌手として初のノミネート…イギリスの音楽授賞式「2021 ブリット・アワード」で惜しくも受賞ならず

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写真=Big Hit Music
BTS(防弾少年団)が韓国の歌手として初めてイギリスの「ブリット・アワード」にノミネートされたが、惜しくも受賞はできなかった。

11日(現地時間)、ロンドンのO2アリーナでイギリス最高の権威を誇る大衆音楽賞「ブリットアワード」が開催され、BTSがノミネートされたインターナショナルグループ部門のトロフィーはハイムが獲得した。

ハイムは2012年年にシングル「Forever」をリリースしてデビューしたアメリカの3人組の姉妹バンドで、昨年発売した「Women in Music Pt. III」がイギリスのオフィシャルチャートで1位になった。

さらに「ブリットアワード」開催後、ハイムはSNSでBTSに対して「WE LOVE」というコメントを残し、話題になった。

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「ブリット・アワード」はイギリスレコード産業協会が主管する授賞式で、1977年から始まったイギリス出身アーティストのための授賞式だが、1980年代後半からは「インターナショナル部門」を新設し、様々な国で活動するアーティストに対して授賞を始めた。受賞の候補は1000人以上のラジオとTVの進行役、放送局の役員、レコード製作会社の代表、ジャーナリスト等で構成される審査員の投票で選ばれる。

昨年は「ブリット・アワード」がインターナショナルグループ部門をなくし、BTSファンの怒りを買ったが、今年はインターナショナルグループ部門が復活し、BTSがノミネートされた。

今年の「ブリット・アウォーズ」は観客4千人が参加し、オフラインで開催された。新型コロナ感染拡大以降、イギリスで約14ヶ月ぶりに初めて開かれた大規模な室内音楽公演だ。イギリス政府はコロナ時代に大規模公演の可能性を試すイベント研究プログラムの一環として「ブリットアワード」をオフラインで開催することを決定した。

また、「ブリットアワード」の入場券2500枚はコロナ禍の中でも仕事をしなければならなかったロンドン地域の医療陣などに、残りは受賞の候補者および音楽界の関係者に与えられた。観客はコロナ禍以前のようにマスクをつけず、ソーシャルディスタンスを守らず公演を観覧したが、公演の前後にPCR検査を実施した。

記者 : イ・スンフン