SHOWROOM株式会社は2021年5月7日（金）に、韓国エンターテインメントライフスタイルプラットフォーム企業の株式会社HYBEを引受先とする、第三者割当増資の実施に合意、資本業務提携したことを発表した。

SHOWROOM社は「世界一夢を支える企業になる」をVISIONに掲げ、ライブ配信プラットフォーム「SHOWROOM」や、スマートフォンでの視聴に特化したバーティカルシアターアプリ「smash.」等を開発・提供する、“エンタメテック（エンターテインメント×テクノロジー）”企業だ。

HYBE社は、Big Hit MusicのBTS（防弾少年団）やTOMORROW X TOGETHER、Pledisエンターテインメント所属のSEVENTEEN、BELIFTのENHYPENら、多くのグローバルアーティストが所属するグローバル エンターテインメントライフスタイルプラットフォーム企業だ。SHOWROOM社は、これまで2020年夏に、BTSの日本4thアルバム「MAP OF THE SOUL : 7 ~ THE JOURNEY ~」の発売を記念したスペシャル企画を「SHOWROOM」にて実施、2021年3月29日からENHYPENが月曜日MCを務める「オールナイトニッポンX（クロス）」のsmash.配信をスタート、今夏から「smash.」でのBTSオリジナルスペシャル映像の配信が決定など、エンターテインメント領域において、HYBE社と多岐にわたり協業している。

現在、SHOWROOM社は日本国内を拠点にサービス展開しているが、今回のHYBE社との資本業務提携を機に、アメリカや韓国をはじめ、“夢中”をお届けする射程範囲を「グローバル」に拡張。世界中に存在するジャパニーズエンターテインメントを愛する方々は勿論、より広いグローバルオーディエンスに向けても、「SHOWROOM」および「smash.」を通じて、感動を提供している。

また、“日本が手がけるクリエイティブは世界をもっと熱狂させられるはず”だと実感。同時に、日本の外で生まれる質の高いコンテンツをもっと気軽に触れられるチャンスを増やしたいとも考えており、その双方を、国内外のユーザーが、スマートデバイスなど様々な方法でシームレスに触れる環境をより一層整えるという。具体的には、まずHYBE社との連携で生み出す、「smash.」コンテンツを通じて、日本のユーザーが新しい感動に出会える可能性を拡大していく。

HYBE社との連携により、薄いようで時にまだ分厚い“エンターテインメントの国境”を溶かしていくことができると確信し、合意したという。

2021年3月19日に、Big Hit Entertainmentから企業名を変更するなど、リブランディングを発表したHYBE社。新社名の「HYBE」は、連結・拡張・関係を表し、多様な専門性を持った構成員が水平的に働くことができるシステムであり、企業と企業、多様なネットワーク、アーティストとファンなど様々なユニットが緊密に集まって構成する集合体とされている。SHOWROOMは、HYBE社が新社名に込めた想いをなぞるかのように、共に、無限に拡張し、新しい有意義な関係を生み出していけたらと考えている。

■関連リンク
「SHOWROOM」公式サイト：https://www.showroom-live.com/