HYBE、2021年第1四半期の実績を発表…売上は約178億円で前年と比べ29%増

OSEN |

写真=HYBE
HYBE(議長:バン・シヒョク)が4日、今年の第1四半期に売上1783億ウォン(約178億円)、営業利益217億ウォン(約22億円、K-IFRS連結基準、外部監査の検討が終了する前の会社の仮決算数値)を達成したと発表した。2020年の第1四半期比で売上は29%、営業利益は9%増加した。

HYBEは4日、暫定業績公示および機関投資家対象のカンファレンスコールを通じて、2021年第1四半期(2021.1~3月)の実績を発表した。それによると、公式商品(MD)、ライセンス、コンテンツ事業などアーティストの間接参加型ビジネスが好調で、実績を伸ばした。アーティストのIP(知的財産権)を活用したMDとコンテンツの売上は前年の同期比でそれぞれ89%、360%増の647億ウォン(約65億円)、372億ウォン(約37億円)で、広告出演料とファンクラブの売上も前年同期比それぞれ63%、24%増加した。今年の第1四半期、アーティストの間接参加型売上の割合は、2020年第4四半期比で約12%上昇し、全体売上の約3分の2(62%)に達した。

グローバルファンコミュニティプラットフォームWeverseの成長も続いた。Weverseの月あたりの訪問者数(MAU、Monthly Active Users)は、第1四半期は平均約490万人ほどで、第4四半期に比べて小幅増加した。

HYBEは特に最近行われたBig Hitエンターテインメントのレーベル事業部門を単純物的分割するなどの組織改変について、HYBEの3大事業であるレーベルやソリューション、プラットフォーム単位の組織再編を通じて、各部門別に独立的かつ効率的な運営が可能になると説明した。

同カンファレンスコールでHYBEは、最近買収したIthaca Holdingsとの相乗効果による青写真も示した。HYBEはジャスティン・ビーバー、アリアナ・グランデなど、より強力になったグローバルアーティストのIPにHYBEのソルーション、フラットフォームの力量を結合し、様々な相乗効果を作り出す。一方でIthaca Holdingsのアメリカ音楽市場内の専門性とネットワークをベースに、HYBEレーベルズのアーティストたちのアメリカ市場進出を拡大し、グローバル市場を舞台に新たなアーティストを育成するという計画を明かした。

HYBE HQ CEOのパク・ジウォンは「第2四半期にはすでにカムバックして大ブレイクしたNU'EST、ENHYPENをはじめ、BTS(防弾少年団)、TOMORROW X TOGETHERもカムバックするなどHYPERレーベルズの主要アーティストたちが活動する予定だ。コロナ禍の長期化など、経営環境の不確実性に備え、柔軟に対応していきたい」と説明した。

記者 : パク・ソヨン