「ヴィンチェンツォ」チョ・ハンチョル、放送終了への思いを語る“多くを残してくれた大切な作品”

OSEN |

写真=「ヴィンチェンツォ」放送画面キャプチャー
チョ・ハンチョルが、「ヴィンチェンツォ」の終了を控えて感想を語った。

tvNの土日ドラマ「ヴィンチェンツォ」が終了まで残り2話となっている中、劇中で法務法人ウサンの代表ハン・スンヒョク役を務めて活躍したチョ・ハンチョルが、最終話を控えて、放送終了への感想を語った。

所属事務所のNOONカンパニーを通じて、彼は「『ヴィンチェンツォ』は、私に最も多くを残してくれた大切な作品になりました。残念ながらそれぞれが日常に戻らなければなりませんが、忘れず、残り続けると思います」と話した。続けて「本当に良い方々と仕事ができて心から幸せでしたし、共に駆け抜けてきた制作メンバーと俳優のみなさんに感謝を伝えたいです」とし、今回の作品に対する愛情を表した。

また、「これまで『ヴィンチェンツォ』を視聴してくださった、すべての視聴者の方々にも深く感謝申し上げます。後で、もう一度観たくなるドラマとして記憶されたら嬉しいです」とし、視聴者にも感謝の気持ちを伝えた。

巧みな緩急の演技で憎めない“まろやかな魅力のヴィラン”としてハン・スンヒョクのキャラクターを完成させ、視聴者をのめり込ませたチョ・ハンチョル。ベテラン俳優らしい貫禄のある表現力が、「ヴィンチェンツォ」で光を放った。ドラマの中で描かれる単なる悪人ではなく、卑劣だが徹底的に権力だけを追う、動くコウモリのような容貌から垣間見える意外な人間味がストーリーを盛り上げたのだ。

どのような人物も自身の表現で自然に映し出す彼が、今後披露する演技にも関心が寄せられている。

「ヴィンチェンツォ」第19、20話は、それぞれ5月1日(土)と2日(日)午後9時に韓国で放送される。

記者 : パク・パンソク