ENHYPEN、2ndミニアルバムでカムバック…新曲「Drunk-Dazed」の特徴は“牙ダンス”と“催眠ダンス”

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ENHYPENが26日、韓国で2ndミニアルバム「BORDER : CARNIVAL」をリリースし、世界中のメディアに向けたお披露目メディアショーケースが、オンライン&オフライン(※)で行われた。(※韓国国内記者のみ、新型コロナウイルスの感染対策を行い実施)

メンバーが2ndミニアルバム「BORDER : CARNIVAL」や振り付けについて語ったほか、リード曲「Drunk-Dazed」「Not For Sale」のパフォーマンス披露が行われた。

「BORDER : CARNIVAL」はENHYPENのメンバーの経験をもとに作られた。イ・ヒスンはアルバムタイトルについて「前回の活動の際に、初めて音楽番組に出演したり、ファンミーティングを行いました。すべてが初めてで、慣れない環境だったので、慌ただしくて、すべてがフェスティバルのような世界でした。なので、今回のアルバム名を『BORDER : CARNIVAL』にしました」とコメント。

続いてパク・ソンフンも「デビューして初めは馴染めなかったのですが、少しずつ慣れていき、そのような僕たちの姿、感情をアルバムに込めました」とアルバムについて語った。

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アルバムは3つのコンセプト「UP」「HYPE」「DOWN」で構成されている。キム・ソヌはコンセプトに関して「新しい世界へ招待されて入るのが“UP”バージョンで、“HYPE”を通じては、僕たちだけの方式でパーティーを楽しんで徐々に陶酔する姿を演出しました。“DOWN”バージョンには既存の規則と境界が崩れた世界から来る混乱を込めました」と説明した。

リード曲「Drunk-Dazed」はアルバムのタイトル曲で、808ベースのロッキングな雰囲気のポップロックジャンルの楽曲だ。ENHYPENの結成から共にしたワンダーキッド(Wonderkid)とバン・シヒョク代表が制作に参加した。デビュー後の経験が不慣れで慌ただしく感じられるENHYPENの率直な感情が歌詞で表現されている。生まれて初めて経験する世の中を、規則が崩れ上下がひっくり返った混沌のカーニバルに喩え、陶酔し(Drunk)、朦朧とした(Dazed)少年たちの姿を描いた。メンバーたちの感情が揺れ動くことによって、曲のダークさとエネルギーもますます高まる楽曲になっている。

「タイトル曲の導入部分である、『아름답고 황홀해(美しくてうっとりする)』というフレーズをレコーディングするのに、2時間もかかった記憶があります。気持ちを伝えるのが重要なので、さまざまな雰囲気で歌ってみて、また修正したりしました」(ヤン・ジョンウォン)と、大変だったという「Drunk-Dazed」の制作秘話を語った。

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注目される「Drunk-Dazed」の振り付けのポイントは、牙の切れ目を手で表現した“牙ダンス”と“催眠ダンス”と話し、「練習中に話をしたんですが、3倍難しいと思います。僕はデビュー曲よりもはるかに長い練習時間をかけて準備しました。期待してください」(ニキ)と完成されたパフォーマンスを予告した。

ENHYPENは、超大型プロジェクト「I-LAND」の最終メンバーで、BTS(防弾少年団)やTOMORROW X TOGETHERの所属事務所であるHYBEと、総合コンテンツ大手CJ ENMの合作法人BELIFT LAB所属で、ヤン・ジョンウォン、イ・ヒスン、ジェイ、ジェイク、パク・ソンフン、キム・ソヌ、ニキの多国籍メンバー7人で構成されている。

1stミニアルバム「BORDER : DAY ONE」で、昨年デビューしたグループのアルバム(単一アルバム基準)の中で最高の販売量を記録し、デビュー2ヶ月で新人賞を4冠獲得し「2020年最高の新人」であることを立証したENHYPEN。短期間での新人賞受賞の快挙に、ジェイは「メンバーと一緒に“これから、本当に一生懸命がんばろう! いいステージを見せましょう!”と言い合いました!」とコメント。

今回のアルバムを通じて達成したいことと、どんなグループとして記憶されたいのかと聞かれたジェイクは、「今、僕たちは様々なことに挑戦しながら、自分たちだけの色を探している段階だと思います。僕たちの歌を聴いてくださる皆さんが、『ENHYPENは、自分たちの色を少しづつ探していってるね』と感じてくれたら嬉しいです」と語った。

ENHYPENの2ndミニアルバム「BORDER : CARNIVAL」とリード曲「Drunk-Dazed」のミュージックビデオは、26日の18時に全世界同時公開された。

記者 : Kstyle編集部