「スプリングソング」ユ・ジュンサン、長く活躍する秘訣は?“観客の皆さんと一緒に…”

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写真=NAMOO ACTORS
俳優ユ・ジュンサンが映画「スプリングソング」の演出を手がけた監督として、率直な話を伝えた。

ユ・ジュンサンは、3度目の長編演出作「スプリングソング」の韓国での公開日にオンラインインタビューを行った。

彼は「スプリングソング」の制作、演出から脚本、主演、音楽まで務めて、ミュージックロードムービーを披露した。未完成の曲のミュージックビデオを作るために何も考えずに旅行に出た彼が所属するバンドJ n joy 20と、彼らに同行することになった3人の男女が、春を待ちながら歌う特別な歌の物語だ。ミュージックビデオ撮影から始まり、新しい変化を感じた人物たちのストーリーを描く。

ユ・ジュンサンは、本人の自伝的ストーリーを盛り込んだ音楽映画であり、監督デビュー作「Things That I Learn from You」で、「第12回堤川(チェチョン)国際音楽映画祭」国際競争部門に招待された。2本目の長編「まだ終わっていない」も「第20回全州(チョンジュ)国際映画祭」に招待され、監督としての才能を証明した。「スプリングソング」も「第25回釜山(プサン)国際映画祭」韓国映画の今日のパノラマ部門に公式招待された。

写真=コンテンツサン(株)
この日、ユ・ジュンサンは「本日公開するけれど、特別に動揺せず、朝早く起きて山にも行ってきました。この映画とともに春が訪れていました。皆さんに見ていただければと思います」と感想を伝えた。

「スプリングソング」の出発については「ミュージックビデオを見る時に、果たしてあの人たちはどんな話をしているのだろうと気になりました。それで、その中にセリフを入れてみたら? という考えで制作した映画です」と述べた。

主演のキム・ソジンについて信頼を示したりした。ユ・ジュンサンは「キム・ソジンが映画俳優としてデビューする前から、成功するという確信があって一緒に作業しようと約束していて、忙しいスケジュールにもかかわらず実際にキム・ソジンがその約束を守ってくれました」と語った。

70歳まで演出に挑戦し続けるというユ・ジュンサンは「監督として着実に、ゆっくりと僕だけにできる雰囲気で皆さんに会いたいです」と情熱を誇示した。

写真=NAMOO ACTORS
彼は最近韓国で放送された、ケーブルチャンネルOCNドラマ「悪霊狩猟団:カウンターズ」で大人気を博して、第2の全盛期を過ごしている。

これについては「たくさんの愛に感謝しています」とし「第2の全盛期が幸せな最も大きい理由は、子供たちのおかげです。子供たちが喜びながら『カ・モタクおじさん』と呼んでくれます。この子供たちが大人になって、ミュージカルの観客になる可能性があるからもっと嬉しいです。後に僕が舞台に立った時に、自然に舞台で会えるんじゃないかなと思います」と冗談を言って笑いを誘った。

続いて「もう“50歳のアイドル”と言えば“オム・ユ・ミン・ボブ(オム・ギジュン、ユ・ジュンサン、ミン・ヨンギ、キム・ボムレ)”しかいません。実際に音楽番組にも出演したし、ファンの方々が叫んでくれる応援方法もあります。だけど、ファンの方々が掛け声を叫ぶと照れていました。その姿さえ、きれいに見えます。最近は公演ができないから、もっと観客に会いたくなります」と付け加えた。

また「早く『悪霊狩猟団:カウンターズ2』が制作されてほしいです」とし「僕がずっと頑張って、年を取っても皆さんに信頼と勇気を与えられる俳優になりたいです」と意気込みを伝えた。

“万能エンターテイナー”“情熱マンスール”というイメージへの考えも伝えた。彼は「もちろんプレッシャーを感じています。いくら情熱が多いといっても、年は隠せません」と正直に言ってみんなを爆笑させた。

そして「自ら反省の時間を持っています。挑戦したいことが多く、別の仕事に迷惑をかける可能性があるから、時間の配分や、僕を完全に良い受け皿にする方法などを悩んだりします。映画演出も同じ脈絡です。演出が俳優人生において邪魔になったら困るので、僕が演技も一緒にしているんです。よく表現する方法などを深く悩んでいます。これを上手くやるのが僕と同じ年の人々の悩みであり、誰でも経験できる瞬間だから、見事に克服してみようと思います」と述べた。

またユ・ジュンサンはデマなどに巻き込まれることなく、ロングランできる原動力について聞くと「観客、視聴者の皆さんと一緒にしているという考えが、その約束が、僕を徹底した人にします。もちろん、僕も人間だから完璧ではありません。だけど観客と視聴者の皆さんのために、作品に出演するたびに以前より発展した姿を見せようと頑張っています。その努力が見えない時もあります。だけど、勉強し続けるとある瞬間良い俳優、良い人の姿が見えるんじゃないかと思います」と明かした。

彼は「変わってはいけない中心を自らチェックして、変わるべき姿は改めてもっと多くチェックしようとしています。実は今回、大変な日々の連続でした。大変だったけれど、今は少しずつ解決策を探しています。人生は簡単でありません。いくら年を取っても、よく分かっているからと言って、適当にしてはいけません。いつも自ら探すべきです」と語った。

記者 : キム・ナラ