刺激的すぎる?OnlyOneOfら韓国アイドルの新コンセプトに賛否両論(動画あり)

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写真=EightDエンターテインメント
OnlyOneOfの新曲「libidO」がオンラインコミュニティを中心に話題となっている。

先月のMnet「M COUNTDOWN」では、カムバックしたOnlyOneOfの初ステージが繰り広げられた。タイトル曲「libidO」は性衝動という意味を持つ言葉だ。したがってパフォーマンスのテーマも人間の本能だった。紐で両手を縛るパフォーマンスから太ももに触ったり、一人のメンバーが他のメンバーの体の部位を撫でるような刺激的な振付が繰り広げられた。

破格的なパフォーマンスには様々な反応が続いた。「思ったより斬新だ」「コンセプトに忠実で面白い」などという肯定的な意見がある一方、「あまりにも堂々と狙っている」「審議に引っかからないのだろうか」という指摘も続いた。実際に「libidO」は同性愛を連想させる曲だ。パフォーマンスだけでなく、歌詞やミュージックビデオでも同性愛を表現した演出がある。

写真=Mnet「M COUNTDOWN」放送画面キャプチャー
こういったコンセプトは今回が初めてではない。新人ガールズグループQODES(コデズ)は2月、メンバーのデルタとラムダの同性愛的な演出が入った「LALALA」のミュージックビデオ予告映像を公開した。赤い照明の下、二人がお互いを見つめるシーンは短い瞬間でも強烈な印象を残した。

写真=QODES「LALALA」MV予告映像キャプチャー
このようにますますK-POP市場でも同性愛を取り扱ったコンテンツが徐々に出てきている。1つの文化現象と見てこれを自然に受け入れるべきだという声も高まっている。実際にOnlyOneOfは同曲で注目を集め、アルバムはデビュー後初めてデイリーレコードランキングで1位に輝いた。

しかし、一部ではK-POPで同性愛を表出するのは一種のノイズマーケティングではないかという反応もある。エロティックな設定が、多様性の表出ではなく、刺激性だけを掲げているのではないかという指摘だ。今回のOnlyOneOfのステージも、コンセプト自体に対する批判より、刺激的なパフォーマンスに不快感を示す人がいた。

同性愛というコードが単なる刺激性のために用いられることを警戒すべきだということだ。コンセプト自体が自然に認められるためには、刺激性よりはより一般的な試みと細かな悩みが必要だとみられる。



記者 : イ・スミン