イ・ジュニョク、様々な魅力のグラビアを公開“俳優の仕事はマジックショーのようなもの”

OSEN |

写真=「1st Look」
俳優イ・ジュニョクの様々な魅力が詰め込まれたグラビアが公開された。

OCNの新オリジナルドラマ「ダークホール」(脚本:チョン・イド、演出:キム・ボンジュ)で、粘り強い生存者に変身するイ・ジュニョクが、ファッショングラビアでもクールで強烈な雰囲気を見せ、関心を集めた。

最近公開されたマガジン「1st Look」第217号を通じて、イ・ジュニョクは一段と深くなった眼差しで官能的な雰囲気を表した。ノーマルなブラックスーツに真っ赤な照明が加えられたカットからは、余裕と正義感を備え持つ「ダークホール」の中のキャラクター、ユ・テハンに会うことができる。

少し乱れたヘアスタイルと黒いジャケットの組み合わせは、イ・ジュニョクが持つ都会的でクールな魅力を際立たせた。カメラを見つめる幻想的な表情が、グラビアの色と調和を成し、視線を虜にする。

また、モダンな背景と調和した彼の柔らかいカリスマ性と彫刻のようなビジュアルが、ドラマの中の変身を期待させている。また、「ダークホール」で共演するキム・オクビンとのカップルカットでは、魅惑的なケミストリー(相手との相性)がドラマに対する期待感を高めている。2人の圧倒的な眼差しが視線を奪い、ジャンル物で見せる呼吸にも好奇心がくすぐられる。

“1人3色”の魅力で完璧なコンセプト表現力を見せたイ・ジュニョク。彼はグラビアとともに行われたインタビューで、「(ユ・テハンを食べ物に例えたら)調味料がたくさん入った豚肉炒めです。ラフでさっぱりした一面があります。軽くて気楽に近づけるような人です」とキャラクターについて説明した。

また、キャラクターを任せられたら一番最初にやることは何かという質問には、「衣装からアプローチする時もあるし、セリフでアプローチする時もあります。『ダークホール』では、『ユ・テハンは何をしても良さそうだ』という頼もしいイメージでアプローチしました。だから衣装やヘアスタイルで変わり者のような雰囲気を出そうとしました」とし、キャラクターに対する愛情を表した。

本当に良いキャラクターでメンバーたちとの呼吸も良かったものの、あまり注目されなかった作品があるかという質問には、「僕はある程度成功していると思います。5千万人の中で、視聴率が2%でも1万人に観てもらったわけですから、そのように考えればものすごい数字です。視聴率を計算するのは、制作会社や広告主、つまり産業的な側面があります。100万人の人が僕たちの作品を観て共感するというのが、僕にはもっと重要です」と明らかにした。

最後に俳優になって変わったことは何かという質問には「この仕事は僕にはマジックショーのようなものです。何もかもが気になって不思議でした。直接現場を経験してみたら、『このようなトリックを使ったんだ』とマジックの秘密を知ったような気がしました。だからもっと面白い時もあるし、もっと驚く時もあります」と話した。好きな趣味については「家でしていることは同じです。僕が好きなことは案外安くすみます。ピザの出前を取って食べたり、劇場に行くのは高価な趣味ではないので、かえって消費が減ってきています。NetflixがあるのでDVDも買わなくなりました」と説明した。

毎回作品ごとに新たな試みでイメージチェンジを図っている俳優イ・ジュニョク。彼が出演するOCN新オリジナルドラマ「ダークホール」は、シンクホールから出てきた謎の黒煙を吸った“変種人間”と、その間で生き残った者たちのすさまじいサバイバルを描いたアクションスリラーで、韓国で放送中だ。

記者 : キム・ボラ