日本番組にも続々出演!韓国で夢を叶えた日本人NCT 127 ユウタの魅力に迫る

Kstyle |

写真=SMエンターテインメント

2月にリリースした日本2ndミニアルバム「LOVEHOLIC」が、オリコン月間アルバムランキングで1位に輝いたNCT 127。日本の音楽番組や雑誌にも続々登場し、個性溢れるグループとして注目度が急上昇している中、唯一の日本人メンバーであるユウタへの関心も高まっています。そこで今回は、韓国でデビューの夢を叶え、今後の活躍に益々期待されるユウタの魅力をまとめてみました。

 

16歳でオーディション合格…直感的に韓国行きを予想?

大阪府出身のユウタ(25)は、16歳の時にSMエンターテインメントの日本オーディションに合格し、単身で韓国に渡りました。彼は、姉がダンスを習っていたことや、母が平井堅の音楽が好きだったことから、幼い頃から音楽には親しみがあったそうですが、本格的に憧れを持ったのは、テレビで東方神起のパフォーマンスを見たことがきっかけだといいます。

当時について彼は「オーディションを受ける時、直感のようなものがあった。歌もダンスもやったことがなかったのに、自分は韓国に行くんだという確信があった」と語っています。オーディションには家族に内緒で参加、合格した後、会場のトイレから母に電話をかけたといいます。父からは「もう戻ってこない覚悟で行ってこい」という激励のもと韓国へ。2013年にはSMエンターテインメントの練習生「SMROOKIES」として正式に公開され、2015年にはデビュー前にもかかわらず、JTBCのトーク番組「アブノーマル会談」に出演し、日本の文化や考え方を紹介しました。そして2016年、NCT 127のメンバーとして「Fire Truck」でデビュー。SMからデビューした初の日本人アイドルとなりました。
 

NCT 127だけじゃない!新概念のグループNCTとは

写真=SMエンターテインメント
最近ユウタはNCT 127として日本2ndミニアルバム「LOVEHOLIC」をリリースしましたが、実は彼が所属しているのはこのグループだけではありません。NCT 127の母体となる「NCT」には、計23人の他国籍のメンバーが所属。NCTはメンバーの入れ替えが自由で、人数にも制限がなく、その時によってNCT U、NCT 127、NCT DREAMなどの派生グループで活動しています。そのため、「次はどのグループがカムバックするんだろう」「どんな新しいケミストリー(相性)が見られるだろう」と常に新鮮な楽しみをファンに与えています。実際にユウタは昨年、NCT Uとしても韓国で活動しています。なお、NCTには昨年新メンバーとなる日本人のショウタロウが合流。2人の日本人メンバーは「ショウユ」「ユウタロウ」などの愛称で親しまれており、2人が日本語で会話をしている様子が微笑ましいと注目を集めています。
 

インスタのフォロワー数が日本人男性タレント1位に!

写真=SMエンターテインメント
昨年3月にInstagramの個人アカウントを開設したユウタは、それから約1年でフォロワーが500万人を突破(現在は545万人)。これは山下智久や山﨑賢人を抑え、日本人男性タレント1位の記録となり、多くの日本メディアでも報じられました。ユウタは単独で「アッコにおまかせ!」「まるっと!サタデー」「ZIP!」などに相次いで出演。「NCTや僕に興味を持ってくれる人が増えてうれしい」と感謝を伝えながら、韓国でデビューすることになったきっかけなども語り、注目を集めました。

NCT 127は今年の2月、愛をテーマにした日本2ndミニアルバム「LOVEHOLIC」をリリース。タイトル曲の「gimme gimme」をひっさげ「ミュージックステーション」「CDTVライブ!ライブ!」など、日本の音楽番組出演も果たしました。日本での音楽番組出演は、ユウタがずっと持ち続けていた夢であったため、ファンは出演を祝福することはもちろん、関連ワードがTwitterで続々トレンド入りするなど、熱い反応を呼びました。ユウタは「Mステ」出演について「すごく出たかった番組なのでとてもうれしかった。次はリモートではなく、スタジオに行ってあの階段を下りてみたい」と次なる夢も明かしています。
 

ギャップに胸キュン?唯一無二のパフォーマンスと天然な魅力も

写真=SMエンターテインメント
ユウタの魅力と言えば、見る人を惹きつけるパフォーマンス。音楽番組でのユウタの個人カメラ(チッケム、一人にフォーカスして撮影した映像)には、「これまでのSMアーティストの誰にも似ていないダンス」「とても個性的。余裕はあるけれど強弱はしっかりつけられている」「本当にダンスのラインが素敵」など、彼のダンスの実力を賞賛するコメントが溢れています。さらに、芯のある美しい歌声でもファンを魅了しています。

昨年NCT Uとして活動した「From Home」では、日本語の歌詞で歌声を披露、また過去には尊敬する東方神起の「White」をカバーし、注目を集めました。歌声だけでなく、日本語を話すユウタの声に魅了されるメンバーや海外ファンも続出。特にメンバーのチョンロは「ユウタ兄さんが日本語で話す時、本当にかっこいい。日本のアニメに出てくるかっこいい男性主人公みたい」と感嘆しています。



アーティストとしての姿はもちろん、ギャップのある姿も魅力ポイントの1つ。メンバーによると、ユウタはちょっと抜けていて天然な部分があるのだとか。よく食べ物をこぼしてしまう様子などを見て、メンバーたちは「またユウタがユウタした」という言葉まで作ったそう。ユウタ自身も「白い服を着ると赤いものをこぼす呪いにかかっている」と明かしたことがあります。

さらに彼は、日本2ndミニアルバム「LOVEHOLIC」がオリコンで1位を獲得した際、Instagramのストーリーに「みんなありがとう!“オリンコン”週間アルバムランキング初1位」と、オリコンをオリンコンと投稿。「オリンコン可愛い」「ユウタがユウタしたね」などとファンが話題にし、タワーレコードもハッシュタグでオリンコンを使用。ユウタは生配信で「そろそろオリンコンいじるのやめてくれる(笑)?」「わざとっていう体にしてるんだからね」と話し、笑いを誘いました。

また、ジョンウが「ライオン?」と聞くと「ガオ~」と愛嬌を披露したり、ジョンウからユウタを韓国的な読みの「ユタ」ではなく、まるで日本のお母さんが息子を呼ぶような「ユウタァ~」と呼ばれているのも可愛いと話題に。ジョンウは「Mステ」でも「ユウタァ~」呼びをしてファンの爆笑を誘いました。


 

ソロでラジオレギュラーも!今後の日本活動に期待

写真=SMエンターテインメント
ユウタは昨年12月より、日本で初のラジオ冠番組「NCT 127 ユウタのYUTA at Home」のDJに就任。当初は期間限定だったものの、好評により現在まで番組を続けています。ラジオ番組で彼は、これまであまり語ってこなかった、沖縄の通信高校に通っていた時の思い出を語ったり、洋楽やK-POPはもちろん、松田聖子からL'Arc~en~Ciel、King Gnuまで、幅広い音楽をリスナーに紹介し、好評を得ています。ユウタはラジオを通じて、「皆さんもいろんな悩みを持ちながら生活していることが分かって、僕も一人じゃないんだ、愛されてるんだなと思えた。ラジオをやってよかった」と語り、安定した進行でファンとのコミュニケーションを楽しんでいます。

さらに、NCTと言えば、常に最先端を行く音楽はもちろん、ファッションも大きな注目を集めています。ユウタがNCT Uとして昨年リリースした「Work It」では、SNS時代を象徴するように、メンバーたちが自撮り棒を持って踊るシーンが強い印象を残しました。その中でメンバーたちが身に着けている衣装の絶妙な色感がさらに作品を華やかなものにし、どこを切り取っても“エモい”ミュージックビデオを完成させました。衣装でも大きな話題を集める彼らは、最近NCT 127として日本の「ELLE Japon」「MEN'S NON-NO」で表紙を飾り、ファッション業界からの注目度の高さも証明ました。

ユウタ自身もファッションに関心が高く、生配信ではおしゃれな私服を披露しているほか、メンバーとネイルサロンへ行く動画も公開しています。音楽番組や雑誌の表紙についてユウタは自身のラジオで「日本で表紙をやったり、テレビに出させてもらい、ずっと思っていたことがやっと形になりだしたなと思っている。すごくうれしいし、やりがいを感じている。これからも日本の活動は増えていくと思うので、期待してほしい」とファンに呼びかけています。ファンからは“日本の宝”と呼ばれているユウタ。彼の言葉通り、今後も多方面での活躍に注目です。

写真=SMエンターテインメント

■関連サイト
NCT 127 JAPAN OFFICIAL SITE:https://nct-jp.net/index.php
NCT 127 JAPAN OFFICIAL TWITTER:https://twitter.com/NCT_OFFICIAL_JP
Japan 2nd Mini Album「LOVEHOLIC」:https://avex.lnk.to/NCT127_LOVEHOLIC_JP

記者 : Kstyle編集部