「先輩、その口紅塗らないで」イ・ジュビン、ウォン・ジナ&SF9 ロウンとの共演について語る“学ぶことが多くて…”

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写真=SWMP
イ・ジュビンが韓国でドラマ「先輩、その口紅塗らないで」が放送終了した感想を語った。

最近、イ・ジュビンはJTBC月火ドラマ「先輩、その口紅塗らないで」(脚本:チェ・ユン、演出:イ・ドンユン)でフォトグラファーのイ・ヒョジュ役を演じ、熱演を披露した。

劇中のイ・ヒョジュは、化粧品ブランド「クラール」の創業主の孫娘で、将来を嘱望される新人フォトグラファーの、財力と芸術的なセンスを備え持つキャラクターだ。イ・ジュビンは、華やかなスタイリングと繊細な演技力でイ・ヒョジュを完璧に演じこなし、視聴者から好評を得た。

イ・ジュビンはNewsenとの取材で「最初に台本のオファーを受けたのが1年前ですが、いつのまにか終わって清々しくもあり、名残惜しいです。長い間準備した作品なので、終わったのがまだ信じられないですし残念ですが、どこかで幸せに生きるヒョジュを思い出しながら、私も一生懸命に生きていきたいです」と感想を伝えた。

劇中でイ・ヒョジュは、初恋のイ・ジェシン(イ・ヒョヌク)を勝ち取るために手段と方法を選ばないキャクターだった。「ヒョジュに共感するところがあったか?」という質問に、イ・ジュビンは「実際は少し違います。私は友達のように気楽に恋愛するタイプです。方法は違うのですが、自分のおかげで相手が喜んで幸せになってほしいという気持ちは同じです」と答えた。

また、イ・ジュビンは「序盤で、ヒョジュの設定が何度も変わりましたが、大きな枠では財閥の令嬢で金銭面で何も不自由のない人だという点でした。だから何かを準備するよりは、金銭面で何も不自由のない人の心の欠乏に関心を持ち、そのような映画をたくさん探してみました。ヒョジュと実際の自分のシンクロ率は、実を言うとほとんどありませんが、仕事に対するプライドや決断力、推進力など、仕事に対する情熱は似ていると思います」と打ち明けた。

強靭な外見の裏に不安を抱えるキャラクターであるだけに、演技をした時に緩急の調節が容易ではなかったはずだ。これについてイ・ジュビンは「最初は強靭な姿が多かったですが、ベースには不安を敷いていると思いました。そのため、ある瞬間崩れ落ちる瞬間があるのだろうと思って心の準備はしていました。しかし、終盤に感情が揺れる場面が思ったよりも多くて、準備していたにもかかわらず、実際の自分の感情も一緒に苦しくなっていって少し大変でした」と告白した。

パートナーのイ・ヒョヌクを含めてウォン・ジナ、SF9 ロウンなどと共演した思いも明かした。イ・ジュビンは「ロウンとヒョヌク兄さんとは元々知り合いだったんです。しかし、共演したら親しい兄さんや弟ではなく、俳優としての姿を見て“学ぶことが多いプロ”だと思いました」と明かした。また「ジナは今回の作品を通じて初めて会いましたが、性格がとても良くて、相手の俳優を楽な気持ちにさせてくれる良い俳優だったので、一緒にいると楽しかったです。4人で会ったらたくさんいたずらをしていたので、感情の演技が難しいほど現場の雰囲気が良かったです」と付け加えた。

ドラマが終わった後、イ・ヒョジュはどのような人生を生きていくだろうか。イ・ジュビンは「愛する方法も愛される方法も分からないヒョジュが残念で切なかったですが、すでに作品の中で3年後のヒョジュは自分の枠を破って、自分と他人を理解して思いやることができる人になっています。ヒョジュが持っている熱情と決断力に、世の中を見る視野まで広くなったので、十分に幸せで堂々と生きていけるんじゃないでしょうか?」と語った。最後に「ヒョジュに言いたいことがあるか?」という質問には「ヒョジュ。世の中は広くて男は多いよ(笑)。そして、君は思ったよりも可愛いんだよ! 」とし、キャラクターに対する愛情を表した。

記者 : キム・ミョンミ