「愛の不時着」出演のキム・ジョンヒョン、ドラマ「時間」降板の騒動が再び議論に…新証言で衝突も

OSEN |

キム・ジョンヒョンのドラマ「時間」からの降板をめぐり、再び議論が起きている。女優ソ・ジヘとの熱愛説から始まった報道が、所属事務所との契約問題にまで広がり、更には「時間」からの降板に対する議論も、徐々に浮かび上がっている。

キム・ジョンヒョンと所属事務所O&エンターテインメントとの専属契約を巡る紛争は、8日にソ・ジヘとの熱愛説が報じられた時から少しずつ報道され始めた。

キム・ジョンヒョンは2018年、韓国で放送されたドラマ「時間」で主演のチョン・スホ役を務めた。しかし、彼は最後まで出演できず第12話で降板した。降板の理由は、キャラクターに過度に入り込み、摂食障害と睡眠障害になったという健康上の理由であった。

主演を務めた作品を最後まで演じられずに降板したことで、イメージダウンばかりでなく次期作、広告中止など膨大なダメージにつながったという。OSENの取材の結果、ドラマ制作会社ではキム・ジョンヒョン側に中途降板の件で訴訟を提起しようとしたが、所属事務所O&エンターテインメントが素早く収拾した。その後、キム・ジョンヒョンは11ヶ月ぶりにドラマ「愛の不時着」で復帰したが、所属事務所に対する被害補償はしなかった。業界の関係者によると、外部に金銭的な被害が発生した場合、一般的には所属事務所から俳優に求償権を請求する。

健康上の理由で作品から降板したキム・ジョンヒョンは、正常に活動していたら、5月に所属事務所との契約が終了することで間違いない。しかし「時間」から降板し、11ヶ月間も活動ができなかったために、その期間だけの専属契約期間が増え、来年に専属契約が満了するというのがO&エンターテインメントの関係者の説明だった。しかし、キム・ジョンヒョンはこれを受け入れず、新しい事務所の文化倉庫と接触したという。

熱愛説から始まった出来事が所属事務所との契約をめぐる対立にまで広がり、今や「時間」の制作発表会当時のキム・ジョンヒョンの態度に対する議論にも視線が集まっている。

これに関連して、当時のスタッフのインタビューが記事化されている。あるマスコミは、キム・ジョンヒョンが最初は「時間」がジャンル物だと思って出演したが、愛情シーンが登場したため制作陣と対立し始め、制作発表会の前日にあった飲み会では意見の対立を通り越して物理的な衝突まで起き、キム・ジョンヒョンが不適切な待遇を受けたという。そして、このことが制作発表会での態度につながったと報じた。

しかし、OSENとのインタビューに応じた別の「時間」のスタッフの話は違った。このスタッフは、OSENとの取材で「最初から『時間』のあらすじはジャンル物ではなかった。脚本家のチェ・ホチョルがもともとやっていた通り、スタートから恋愛ドラマだった」と明らかにした。これはキム・ジョンヒョンが「時間」がジャンル物だと思って出演を決定したのに、徐々に恋愛シーンが登場し、制作陣と摩擦を引き起こしたというスタッフの主張とは、相反する内容だ。

また、他のスタッフはOSENに「当時、あまりにも大きな事件だったので、すべてを細かくチェックした記憶があるけれど、そのようなことは聞いたことがない」と明らかにし、別のスタッフも「制作発表会の前日の飲み会そのものがなかった」と語った。また降板に関しては、苦しんでいたキム・ジョンヒョンが監督から「キム・ジョンヒョンさんは、自分のことを優先に考えてほしい。自分が(作品より)重要だ」という趣旨で言われたので、すぐに降板を決定したのだと主張している。

キム・ジョンヒョンの専属契約の問題と関連して、O&エンターテインメントは韓国芸能マネジメント協会に陳情書を提出している状況だ。

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記者 : チェ・ナヨン、チャン・ウヨン