BTS(防弾少年団)「グラミー賞」ノミネートの心境&2021年の抱負明かす…メンバーたちの思いとは

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写真=Newsen DB
BTS(防弾少年団)が「グラミー賞」にノミネートされた感想と2021年活動の抱負を語った。

「グラミー賞」は10日(現地時間)、公式ホームページを通じてBTSとのインタビューを公開した。

「グラミー賞」はザ・レコーディング・アカデミーが1959年から主催しているポピュラー音楽の授賞式。「ビルボード・ミュージック・アワード」「アメリカン・ミュージック・アワード」と並ぶ、アメリカ3大音楽授賞式の中でも最も権威のある授賞式とされている。

BTSは昨年8月に発売し、世界の音楽ランキングで1位を総なめにしたデジタルシングル「Dynamite」が「第63回グラミー賞」で「ベストポップデュオ/グループパフォーマンス(BEST POP DUO/GROUP PERFORMANCE)」にノミネートされた。これだけでなく、3月15日(韓国時間)に米CBS、韓国のMnetチャンネルを通じて生中継される「グラミー賞」で公演を行う。

Vはインタビューを通じて「授賞式が近づいてきて期待が高まっている。今も僕たちが候補になって公演することになった事実が信じられない。受賞することになれば、もっと驚くだろう」と語った。

大ヒット曲「Dynamite」は全世界の人々がコロナ禍で大変な生活をしている中、多くのK-POPファンに希望と活力を届けた。彼らの真正性が「グラミー賞」のノミネートにつながったようだという質問に対し、ジンは「BTSの核心は真正性のある方法で僕たちの話を伝えることだ。『Dynamite』もその路線に沿った楽曲だ。僕たちに力を与え、僕たちがファンに伝えようとするメッセージを盛り込んだ楽曲。僕たちは常に真正性を信じている」と答えた。

K-POPアーティストが「グラミー賞」にノミネートされたり、単独ステージを披露することは前例のない快挙だ。多くの韓国国内外のミュージシャンは、海外の音楽市場で目覚しい成果を上げたBTSの業績を高く評価し、尊敬している。

このように韓国を代表するグローバルミュージシャンになったことについて、ジョングクは「韓国の代表と呼ばれるようになって興奮している。ファンだけでなく、多くの同僚の応援と関心を得るようになり、ただ感謝している。これからももっと良い音楽と公演をお見せするため一生懸命に努力する」とし「韓国の歌手として初めてグラミー賞にノミネートされたことは、驚くべき光栄だと思う。これが始まりに過ぎないことを願っている。BTSだけでなく、音楽の多様性を追い求める多くの人にも重要だと思う」と話した。

BTSが昨年11月に発売した「BE」は、メンバーらが積極的に参加したアルバムだ。なぜパンデミックによる挫折感をアルバムに込めたのかという質問に、ジミンは「僕たちも同じ感情を共有しているという事実を人々に知らせて、人生は続くので急激に変化した日常の中で僕たちがどのように一貫した人生を維持しているかを見せる必要があると感じた。僕たちにできることは音楽を作って公演をすることだ。人々が僕たちの音楽に共感し、慰められることを願って作ったアルバムだ」と答えた。

J-HOPEは「メンバーたちと一緒に音楽を作ってきた。パンデミックが終わった後、一番やりたいことがツアーだ。ファンの前で公演がしたい。ファンの目を見ながら『愛してる、ARMY(BTSのファン)!』と叫びたい」と語った。

BTSは既に「K-POPアイドル」の境界を越えたグループと評価されている。アジア出身の歌手としては異例なことに、海外の主要音楽授賞式とランキングで1位を獲得した。そして多様なファンを確保している。

RMは「従来のK-POPは韓国の大衆音楽を意味する用語だったが、ある時点から独自のジャンルになった。K-POPが何なのかを定義することは実にとても難しい」とし「BTSの音楽とステージをファンにお見せして、たくさん愛されてとても嬉しいし、感謝している。僕たちは韓国から来た平凡な7人の少年に過ぎないと思う」と謙遜した。

SUGAは「僕たちはグローバル音楽産業で多様性の動きを見ている。このような変化が、さらに速いスピードで進み、続くことを願っている。韓国にはBTSだけでなく、素晴らしい音楽をするアーティストが本当に多い。全世界にはより多くのアーティストがいると確信している。多くの人が多様な音楽に接することができるよう貢献したい。もっと多いミュージシャンが広く知られてほしい」と語った。

これまで発売したアルバムや歌の中から1つを推薦してほしいというリクエストに、RMは2018年5月に発売した3rdフルアルバム「LOVE YOURSELF 轉“Tear”」を挙げた。彼は「このアルバムはとても厳しい時期に出た素敵なアルバム」とし「個人的に最も特別な曲は『Spring Day』だ」と紹介した。

今年の活動計画について、RMは「『Dynamite』のようにパンデミックが解決していない状況で、良い音楽と公演を通じてもう一度希望と慰めのメッセージを伝えたい」と語った。ジンは「新曲のため一生懸命に努力している。どんな曲が発売されるのか、期待してほしい」と語った。

SUGAは「今年のツアーのために状況がよくなることを願っている。楽しみにしてほしい」と語った。J-HOPEは「新曲で驚くべき公演をお見せすることで慰めと喜びを伝えたい。本当に一生懸命に努力している」と話した。ジミンは「現在の状況を考えると、ファンに直接会うと断言できないが、アルバムや他のコンテンツを通じてファンにもっと近づけるよう最善を尽くす」と約束した。

Vは「慰めと共感で人々に感動を与えたい」と希望を語った。ジョングクは「今年のBTSは『グラミー賞』のステージに上がって、僕たちにできることを続けながら最高のBTSをお見せする」とし「多様な音楽をもっとたくさんお聴かせしたい」と付け加えた。

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記者 : ファン・ヘジン