「玆山魚譜」ソル・ギョング&ピョン・ヨハン、共演に期待高まる“撮影後も本物の友情を交わしている”

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写真=MEGABOX PLUS M
イ・ジュンイク監督の14本目の作品として期待を集めている映画「玆山魚譜」で、お互いの師匠と友人になった朝鮮時代の学者と漁師に扮した俳優ソル・ギョング、ピョン・ヨハンが実際の友人かのような姿を見せると予告して関心を集めている。

黒山(フクサン)に島流しされた後、本よりも海の生物に関心を持つようになった好奇心豊富な学者チョン・ヤクジョン(ソル・ギョング)と、海を離れて出世したい青年漁師チャンデ(ピョン・ヨハン)が“玆山魚譜”を執筆しながら友達になっていく物語が収められた映画「玆山魚譜」で、学者と漁師役を務めたソル・ギョング、ピョン・ヨハンが数ヶ月間一緒に島で暮らしながら完成させた“友情ケミストリー(相手との相性)”を披露する予定だ。

「異質な関係が同質化していく過程で2人は、友達になるしかない」と伝えたイ・ジュンイク監督の言葉のように、「玆山魚譜」は全く合いそうになかったチョン・ヤクジョンとチャンデが、それぞれの価値観を分かち合って友達になっていく過程を描く。このように映画の中で真の友情を築いていくチョン・ヤクジョンとチャンデが、キャスティングから撮影が終わった後も厚い信頼関係を築いていることでも注目を集めている。

まず、ソル・ギョングは「初撮影でピョン・ヨハンに会った瞬間『目つきがいい』と思いました」と伝え、ピョン・ヨハンとの初撮影の感想を伝えた。このときから完璧なケミストリーを予感させたソル・ギョングとピョン・ヨハンは、台風により撮影が中止された際も、島に残って作品について話し合うなど、お互いの信頼関係を築いたという。

それだけでなく、制作発表会でソル・ギョングは「数ヶ月間、島で暇な時間も一緒に過ごし、撮影が終わった今も友達として“本物の”友情を交わしています」と伝え、撮影が終わった今も続いている2人の関係について話した。

これにピョン・ヨハンも「(ソル・ギョング先輩が)配慮してくださってありがたかったですし、一緒に演技しているだけも光栄でした」と述べ、2人の俳優間の信頼が、劇中のチョン・ヤクジョンとチャンデの呼吸にも完全に溶け込んでいるものと期待される。2人が息を合わせた映画「玆山魚譜」は、現実と映画を行き来する2人の友情を通じて暖かい響きを伝える予定だ。

2人の友情が確認できる映画「玆山魚譜」は、韓国で3月31日に公開される予定だ。

記者 : クァク・ミョンドン