BTS(防弾少年団)、ユニセフとのパートナーシップ継続を発表…メッセージ動画を公開

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(公財)日本ユニセフ協会
ユニセフ(国連児童基金)は本日(5日)、BTS(防弾少年団)ならびにBig Hit Entertainment社(以下、 BHE社)と締結しているグローバル・パートナーシップの継続について、メッセージ動画を公開した。

グラミー賞ノミネートグループのBTSとBHE社は、2017年から「LOVE MYSELF (私自身をまず愛そう)」キャンペーンを通じて、ユニセフの「ENDviolence(暴力をなくそう)」キャンペーンをサポートしている。

本日公開の動画で彼らは、BHE社とともに、子どもや若者に対するあらゆる形態の暴力やネグレクトの撲滅と、子どもや若者が自尊心を持って幸福に生きられることを促進するために、「LOVE MYSELF」キャンペーンの継続を通して、これからもユニセフと協力して取り組んでいくことを約束した。

グローバル・パートナーシップ継続の一環として、BTSとBHE社は「LOVE MYSELF」キャンペーンに関連した商品およびアルバム「LOVE YOURSELF」の販売利益から、100万米ドル以上をユニセフに寄付する。

(公財)日本ユニセフ協会
メンバーのRMは「小さな歩みから始まった『LOVE MYSELF』キャンペーンが、より大きなパートナーシップになっていることに、非常に感動し、感謝しています。僕たちも “LOVE MYSELF”、つまり自分自身を愛することに努めてきました。そして僕たちは、チームとして、また1人ひとりの個人としても、成長したと思います」と語った。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックによる学校の閉鎖、フィジカル・ディスタンシング(物理的な距離をとること)、様々なサービスが利用できなくなったことにより、特にオンラインや現実世界でネグレクト、虐待、いじめを受けている子どもや若者にとって、精神的・心理社会的幸福がいかに重要かが浮き彫りになった。ユニセフは、この目まぐるしく変化する時代に、世界中のすべての子どもと若者の幸福を守り、促進するために取り組んでいる。

ユニセフ事務局長のヘンリエッタ・フォアは「COVID-19は、私たち皆の、そして特に子どもたちや若者たちの生活や情緒的幸福に、大きなダメージを与えています。BTSのみなさんは、音楽やメッセージを通して、『あなたは1人ではありません。今は誰にとっても困難な時期です。愛と優しさをもてれば、僕たちは一緒に乗り越えることができます』と世界中の人々に伝えています。パートナーシップが新たなステージへと動き出した今、私たちは共に、より優しく、より安全で、よりつながれる世界を再び創っていくことに、全力を注ぎます」と述べている。

(公財)日本ユニセフ協会
BTSとBHE社による「LOVE MYSELF」キャンペーンは、子どもや若者に対するあらゆる形態の暴力を撲滅することを目指すユニセフの活動支援するため、2017年以来、世界中で298万米ドルを調達し、世界中の若者が自分の経験について語れるようにサポートしてきた。

ユニセフのグローバル・サポーターであるBTSは、ニューヨークで開催される年次国連総会でスピーチを行いました。そして 「愛と優しさ(love and kindness)」を、オンラインでも普段の生活の中でも大切にしようと呼び掛けるユニセフのキャンペーンを支援するために、ミュージックビデオをリリース。世界中で行っているコンサートツアー会場では専用ブースを設け、暴力やいじめから自分自身やお互いを守る方法についての情報を提供している。

ユニセフとパートナーは、すべての子どもたちが家庭、学校、地域社会において、愛情を受け、育まれ、安全を保障され、質の高いメンタルヘルスと心理社会的支援サービスを受けることができるように取り組んでいる。

記者 : Kstyle編集部