卓越した演技力を誇る俳優ソル・ギョングとピョン・ヨハンの出会いで注目されている映画「玆山魚譜」が、キャラクターポスター2種類を公開した。

映画「玆山魚譜」は、黒山（フクサン）に島流しされた後、本よりも海の生物に関心を持つようになった好奇心豊富な学者チョン・ヤクジョン（ソル・ギョング）と、海を離れて出世したい青年漁師チャンデ（ピョン・ヨハン）が“玆山魚譜”を執筆しながら友達になっていく物語を盛り込んでいる。

公開されたポスターは、それぞれ学者チョン・ヤクジョンと漁師チャンデに変身したソル・ギョングとピョン・ヨハンのビジュアルを盛り込んで、視線を引き付ける。特に、道袍（韓国の伝統衣装）を着て海辺に立ち、遠いところを見つめるチョン・ヤクジョンと、船に乗って海に向かうチャンデの姿は学者と漁師という、身分の差を明確に見せている。

ソル・ギョングは「玆山魚譜」で髷（まげ）を結って髭をつけるなど、時代劇に初挑戦した姿で関心を集める一方、ピョン・ヨハンは海が日常であるように船の上に立っている自然な姿で、田舎の青年漁師チャンデを完璧に演技した。それだけではなく、人物と調和をなした朝鮮時代の美しい海の風景が淡白なモノクロで表現され、まるで一つの水墨画を見ているような感じがする。ここに「新しい世界を夢見る」というフレーズが加わり、チョン・ヤクジョンとチャンデが新しい世界に対する価値観を分かち合い、お互いの師と友として生まれ変わる過程への好奇心をくすぐる。

このように朝鮮時代の学者チョン・ヤクジョンと青年漁師チャンデに変身したソル・ギョング、ピョン・ヨハンの姿と調和をなす、自然の風景を盛り込んだポスターで期待を高める映画「玆山魚譜」は、2021年に観客たちに重い響きを伝える予定だ。

映画「玆山魚譜」は、韓国で3月31日公開される予定だ。​