「先輩、その口紅塗らないで」ウォン・ジナ、究極の選択の末に選んだのは…

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=放送画面キャプチャー
「先輩、その口紅塗らないで」でウォン・ジナが、SF9のロウンではなくヨーロッパ行きを選択して、視聴者に衝撃を与えた。

1日に韓国で放送されたJTBC月火ドラマ「先輩、その口紅塗らないで」で、ユン・ソンア(ウォン・ジナ)へのチェ・ヒョンスン(ロウン)の片思いが両思いに変わり、甘い恋愛を楽しんでいた2人は、一緒に新しい季節を迎える前に新たな危機に直面した。

インターンが入り、先輩としても成長中だったチェ・ヒョンスンは、偶然会社を訪れたユン・ソンアの母親オ・ウォルスンを見て点数稼ぎに入り、仕事と恋愛どちらも手に入れることにした。しかし、その時ユン・ソンアは意外の選択を迫られていた。ヨーロッパの支社に出ていた自分の憧れの先輩から、ヨーロッパTFチームへの合流を再び提案されたのだ。一度は断っていたが、今後のビジョンについて悩んでいた彼女は、グローバル市場を直接経験してみたほうがいいと手を差し出した先輩の言葉に、悩み始めた。

ユン・ソンアは、チェ・ヒョンスンとのデートを楽しみながらも、心の片隅には悩みの種が消えず、「一生そばにいて」という彼の茶目っ気まじりの言葉にも気軽に答えられなかった。彼女が悩んでいる間にチェ・ヒョンスンは偶然、彼女のバッグの中からヨーロッパTFチームの企画案と駐在員申し込み書類を発見し、2人の間に初めて亀裂が生じた。

何も分からないまま彼女との幸せな将来を夢見ていたチェ・ヒョンスンは、「これこそ転職よりも重要な“僕たちの”問題だ」とし、しかもヨーロッパ滞在期間が5年だと聞いてがっかりした。それにもかかわらずチェ・ヒョンスンは、「別れることは絶対にないから」と断言したが、2人は複雑な気持ちを隠しきれなかった。

ユン・ソンアは最初にオファーを受けたヨーロッパ行きを諦めた時、チェ・ヒョンスンがダンスまで踊りながら喜んでいた日を思い出した。チェ・ヒョンスンは社内報インタビューを進めたエディターから、かつてユン・ソンアがいつかは自身のブランドを作りたがっていたという話を聞いたときを思い出した。彼女は彼の愛がどれほど深いか、そして彼は彼女がどれだけ仕事に情熱的なのか、誰よりも互いをよく知っている2人だった。

イ・ジェシン(イ・ヒョヌク)はイ・ヒョジュ(イ・ジュビン)のもとを訪れて、最初から間違っていた関係に終止符を打った。泣きながら何でもするという彼女に「そうしなくても君を見てくれる人に会って」という言葉を残して離れ、視聴者までも切ない思いにした。また、夫のカン・ウヒョン(イ・ドンハ)とシェフのリュ・ハンソ(チェ・ジョンウォン)の関係を知ったチェ・ヨンスン(ハ・ユンギョン)は、平気なふりをしようとしたが、結局泣き崩れた。

その後、ユン・ソンアとチェ・ヒョンスンはそれぞれが出した結論を打ち明けた。彼女の夢と目標を知りながらも到底彼女を送る自信がなかったチェ・ヒョンスンは、「行かないで、ソンア」と慎重に手を掴んだ。その真剣な眼差しを見たユン・ソンアは、彼が掴んだ手をじっと見つめたが、結局ゆっくりと手を離して、「ごめん。私、行きたい」と告白し、ヨーロッパ行きを選択した。

心から悪いと思う彼女を切なく見つめるチェ・ヒョンスンの表情は、視聴者に深い印象を残した。2人の異なる選択の中で、果たしてどちらに重きが置かれるのか、やっと始まった2人の恋の行方に関心が集まっている。

記者 : チャン・ウヨン