“飲酒運転隠ぺいで執行猶予”NO:EL、警察が捜査中も…暴行騒動の映像が公開

OSEN |

写真=SNS、Indigo Music
国会議員のチャン・ジェウォンの息子でラッパーのNO:ELが、釜山(プサン)の路上で喧嘩になった当時の映像が公開された。

本日(28日)、釜山日報が公開した映像で、NO:ELに暴行を受けたと主張する被害者側は「だからお金をちょうだい。物貰いみたいな野郎が、ヒップスターなのか。金をくれるって言っただろう? ちょうだい」と叫んでいる。

これに先立ち、NO:ELは「なぜ、私の車を叩いて通り過ぎるのか」と謝罪を求めた被害者に、悪口を言いながら「俺が誰なのか知っているのか」とし、お金で解決しようとするような態度をとったという。

映像の中で、酒に酔ったようによろめいているNO:ELは「あげるよ、XX野郎」と言い、被害者側は「OK、じゃあここで終わり。酔ってないですよね?」と言った。NO:ELと一緒にいた女性は、彼の口にマスクをかけようと努力しながらも、被害者側に「警察呼んで」とし「私があげるから。あなたたち、保険詐欺グループなの? どんなにやることがないからって。私のほうがあなたよりもっと稼げるんだから」と語った。

これに対しNO:ELは「あげるといったのに文句をつけやがって」と被害者側といざこざを起こし、女性は現場を撮っている被害者側一行に「これが名誉毀損だということを知ってますよね?」と指摘した。特に、NO:ELは「俺がチンピラなんですか? 俺があげるというのにチンピラですか?」と言って悔しがっている。

警察によると、NO:ELは26日の午前1時ごろ、釜山市(プサンシ)釜山鎮区(プサンジング)西面(ソミョン)の一帯を歩いていた途中、近くを通った車のサイドミラーに腕などをぶつけた。その後、運転手との間で喧嘩が起きたが、2人はお互いに被害を主張しているという。

これに先立ち、NO:ELは2019年に飲酒交通事故を起こし、運転手をすり替えた罪で起訴された。裁判所はNO:ELに懲役1年6ヶ月に執行猶予2年を宣告し、順法運転講義受講40時間を命じた。

これに対し、チャン・ジェウォン議員は自身のFacebookで「父として言葉では言い表せないほど惨憺たる気持ちだ。ヨンジュン(NO:ELの本名)は大人として、自分の過ちに対するすべての法的責任を甘受しなければならないだろう。改めて頭を下げてお詫びします」と謝罪した。

NO:ELも自筆の謝罪文を公開し、「警察の捜査過程に誠実に臨み、処罰を甘んじて受け入れる。本当に申し訳ない」とし「本当に申し訳なく、弁解の余地がない。口が10個でも言いようがない。二度とこのようなことが起きないように一生、心に罪悪感を持って反省しながら生きて行く」と謝罪した。

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記者 : パク・ソヨン