「哲仁王后」ソル・イナ“久しぶりの時代劇…プレッシャーも感じて緊張もした”

MYDAILY |

写真=OUIエンターテインメント
「私の多彩な姿を最も多く披露できたドラマだった」

女優のソル・イナは、ケーブルチャンネルtvN土日ドラマ「哲仁王后」(脚本:チェ・アイル、演出:ユン・ソンシク)放送終了の感想をこのように伝えた。

ソル・イナが演じたチョ・ファジンは、哲宗(キム・ジョンヒョン)の初恋であり、キム・ソヨン(シン・ヘソン)とは対立関係を形成し、多彩な感情の変化を披露した人物だった。

「久しぶりの時代劇だったので、プレッシャーも感じて緊張しました」と明かした彼女は「それにも関わらず、楽しい時間でした」とし「出演者の方々とスタッフ、監督との相性が良くて、想像していたよりも気楽に演技することができました」と述べた。

チョ・ファジンは劇中で、黒化した後、元の姿に戻る過程を経験した最も変化に富んだキャラクターだった。ソル・イナは「ファジンとして暮らしながら感情が豊かになりました。このような部分をよくコントロールし、時代劇のトーンやアティテュードなどに気を遣いました」と重点を置いた部分について説明した。

彼女は、すべての出演者がムードメーカーだったと伝え、和気藹々とした撮影現場の雰囲気も誇示したが「それぞれのキャラクターでいたずらをしたりしました。私がソヨン姉さんの前に行くと、チェ尙宮(チャ・ジョンファ)と侍女のホンヨン(チェ・ソウン)役を演じる出演者の方々が『王妃様、気をつけてください』と言って、私はソヨン姉さんをふざけて睨んだりしました。このように普段から、それぞれのキャラクターでいたずらするなど楽しく撮影していました。特に、ホン別監(イ・ジェウォン)のせいでNGがたくさん出て、30分も笑ったりしました」と語った。

ソル・イナは共演した出演者について、率直な考えも伝えた。「シン・ヘソン姉さんとはリハーサルから撮影まで多様でリアルな演技をすることができましたし、出演者の中で最も忙しかったにも関わらず、いつも笑顔で配慮する姿からたくさん学びました」と伝え、「恋するレモネード」を通じてすでに一度共演したキム・ジョンヒョンとの再会については「現場で心強さと親しさを感じました。兄さんが配慮してくれて、集中する姿を見せてくれたので私も(演技に)没頭することができました」と伝えた。

劇中で自分に片思いしてきた永平君役のユ・ミンギュについては「外見とは違って、いたずら好きでおしゃべりだったので、魅力的でした」と述べ、一緒に悪行を犯してきたチョ大妃役のチョ・ヨンヒとは「(配役の悪行が)どこまでのものか、これと共に二人のキャラクターが悪口をたくさん言われ『私たち、長生きするでしょうね』と冗談を言ったりしました。でも撮影に入るとすぐに真剣な態度を見せていて、尊敬しました」と伝えた。

「明日も晴れ」「チェックメイト!~正義の番人~」「愛はビューティフル、人生はワンダーフル」など、着実な作品活動を通じてその演技力を磨いているソル・イナは「最近『キリング・イヴ / Killing Eve』というBBCドラマを見て、ヴィラネルという役割に挑戦したいと思いました。ジャンルだけを言うと、アクション演技に挑戦してみたいです」と、新しい役割への意欲も示した。

彼女は「哲仁王后」を通じて余裕を学び、まだ足りないことが多いという事実にも気づき、勇気も得たという。ソル・イナは、このすべてがドラマとキャラクターを愛してくださった視聴者のおかげだと伝え「これからも良い作品で挨拶するので、たくさんの関心をお願いします」と伝えた。

記者 : パク・ユンジン