「女神降臨」ASTRO チャウヌ“お母さんが携帯電話の着信音を…”

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写真=ファンタジオ
ASTROのチャウヌが、tvNの水木ドラマ「女神降臨」(脚本:イ・シウン、演出:キム・サンヒョプ)の放送終了記念インタビューで、自身の演技の点数は「60点だ」と答えた。

「女神降臨」は、外見にコンプレックスを持っていたが、メイクを通して女神になったジュギョン(ムン・ガヨン)と、心に傷を抱えるスホ(チャウヌ)が出会い、お互いの秘密を共有し、成長していくラブコメディだ。

チャウヌは利己的な遺伝子を持つ“オムチナ(何でもできる完璧な息子)”イ・スホ役を演じた。最後の撮影後に行ったインタビューで彼は「成功裏に作品が終了となりました。当然期待もしていましたが、多くの方々が楽しく見てくださったようで嬉しいです。実は作品の放送中にはそのような反応をあまり感じることができなかったのですが、知人たちが『よくやっているよ』と言ってくださって『無事に終わったんだ』と思いました。欲もありましたし、たくさん悩んだだけに、心がすっきりしたと共に、残念な気持ちもあって、いろんな感情があります」と伝えた。

スホと“ビジュアルツートップ”として活躍したハン・ソジュンは、俳優のファン・イニョプが演じた。主人公のジュギョンと三角関係を形成して、視聴者の間では“スホ派”と“ソジュン派”に分かれたが、チャウヌは「ジュギョンのビジュアルに関係なく、ありのままの姿を見守ってくれたのがスホだけの魅力だったと思います」と、人気の秘訣を伝えた。

原作がウェブ漫画であるドラマは「私のIDはカンナム美人」に続いて2本目だ。それによるプレッシャーについて彼は「キャラクターを具体化させるのが楽であるという長所もあります」と述べた。そして「すべてのチャンスが自然に与えられたと思います。これからまた良い機会があれば、多様な挑戦をしてみたいです」とつけ加えた。

チャウヌは今回の作品を通じて、演技力がよりグレードアップしたという評価を受けた。ドラマの前半ではキャラクターの冷たい性格を眼差しと話し方で表現し、その後ジュギョンによって少しずつ変わっていくキャラクターの変化を繊細に描いた。彼は自分の演技の点数は「60点」とした。「スホを演技した6ヶ月間、誰よりも頑張ったと自負するところもあるし、まだたくさん足りない部分もあるけれど、視聴者に『チャウヌにこんな姿もあったんだ』と感じさせた部分もあったと思います」とし「残りの点数はこれからもっと頑張って埋めます」と意気込みを伝えた。

チャウヌは他人が知らない心の傷を抱いているスホ役を通じて、以前より多様で深い感情を表現しようとした。彼は「傷を乗り越えて成長し、克服する姿をお見せしました。脚本家、監督ともスホという人物についてたくさん話し合いました。だからこそ愛情も強いです」と語った。

相手女優であるムン・ガヨンとのロマンスにも満足感を示した。「ガヨン姉さんは、ジュギョンそのものでした」とし「各作品で素晴らしい相手に会っています。ケミ(ケミストリー、相手との相性)の秘訣までは分かりませんが、お互いに必要な部分について気兼ねなく話し合い、リハーサルできたのでうまくいったのだと思います」と伝えた。

特に年齢の近い俳優たちと、和気藹々とした雰囲気の中で演技をするとができたことも楽しかったという。チャウヌは「練習生生活をしていて、修学旅行に行けなかったことが残念だったのですが、今回のドラマを通じて楽しい時間を過ごすことができたし、撮影ではありましたが間接的に経験できてワクワクしました」と述べた。

チャウヌは“顔天才”“マンチッナム(漫画から飛び出したような男)”など、主にルックスに関する修飾語が多い。ジュギョンは外見に対するコンプレックスをメイクで乗り越えたが、逆にチャウヌはビジュアルにより隠された本当の姿を、大衆にどのように見せられるのか悩んでいる。

彼は「すべての人々が悩んでいる部分でしょう」とし「僕も僕の本当の姿が何なのかよく分かりませんが、僕のある姿を披露した時、大衆の反応が気になったことがあります。化粧だけではなく、本質を見ていただくことが必要だと思います」と伝えた。

チャウヌは「私のIDはカンナム美人」「新米史官ク・ヘリョン」に続いて「女神降臨」まで、各主演作でOST(挿入曲)を歌うチャンスを得た。「女神降臨」のOST「Love so Fine」は、チャウヌの柔らかい声色が魅力的なラブソングだ。彼は「胸がいっぱいでした。『女神降臨』のイ・スホとしてOSTを歌うことになったと言われた時、当然悲しい曲だと思っていたのに、明るくて可愛らしい楽曲だったので最初は驚きました。モニタリングする時に、僕の声がBGMとして流れるときにはやりがいも感じました」と伝えた。

そして彼は「お母さんが呼出音と着信音を『Love so Fine』に変えました。普段は早く電話に出る方ですが、呼出音を変更した後は人々に長く聞かせたくて、わざと電話に遅く出たそうです」と笑顔で語った。

ドラマ撮影とSBSバラエティ「チプサブイルチェ」の撮影を並行して、体力的に辛かった時期もあったチャウヌは「特に最後の方はとても大変でした」としながらも「兄さんたちがたくさん配慮してくれて、アドバイスもしてくれました。各分野で活躍している兄さんたちだから、僕にとっては心強い存在です。だから楽しくバラエティもできています」と愛情を見せた。

一つの作品を無事に終えたチャウヌは、丑年を迎え“丑年スター”として期待を高めている。彼は「今年が丑年なので大変嬉しく、意味深いです。良い作品でまた挨拶したいです。ASTROとしては、カムバックして音楽番組で1位を取りたいです。幸せになることが今年の目標です」と語った。

記者 : パク・ユンジン