Wanna One出身カン・ダニエル、デジタルシングル「PARANOIA」MVを公開…強烈な眼差し

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写真=「PARANOIA」MVキャプチャー
Wanna One出身カン・ダニエルが、内面の暗さを打ち明けた。

カン・ダニエルが2月16日の午後6時、デジタルシングル「PARANOIA」を発売した。昨年8月に発売したミニアルバム「MAGENTA」以降6ヶ月ぶりのカムバックとなる。

偏執狂、被害妄想を意味する、やや暗いタイトルの新曲は、カン・ダニエルの自伝的な話を収めている。彼は作詞に参加して、自身が実際に経験した苦しみと葛藤、煩悩を歌に溶け込ませた。

カン・ダニエルは2019年12月、悪質な書き込みによる苦しさを訴えた後、活動の中断を宣言していた。当時、カン・ダニエルは病院で精密検査を通じて、うつ病やパニック障害を診断され、心理治療と薬物処方を受けた。思いがけない休息期を経てカムバックしたカン・ダニエルは「COLOR」シリーズで爽やかさとエネルギッシュな一面でさまざまな魅力をアピールした。

そんなカン・ダニエルが、今回は自分の内面の暗さを描いたデジタルシングルでカムバックした。「PARANOIA」は、重いドラムや不気味なシンセ、808ベース、エレキギターの魅力的な組合が印象的な楽曲で、抜け出すことができない妄想の中で苦しんで疲れていく様子を描いている。

「暗い夜より昼が怖くなる / 光が届かない自分の部屋に慣れていく / 一つずつ Am I just crazy or dreamin'awake? / 今は I can't escape / 繰り返される一日に鈍くなっていく」「光一つない空間 / 闇が来る時 / 表情など全部消えてしまう / またこのように絶えず聞こえてくる / ひどい夜」など、バースを通じて心理的にも疲れていく内面を描いた。

「Oh my my my / 私は隠されていたい / Don't ma ma mind / 誰も見つけられないように」「On my my my / さめない悪夢のように / Don't ma ma mind / 入り込んで / もっと深く」とし、苦しみを直接的に表現した。

カン・ダニエルは華やかなステージの上の姿ではなく、内面の暗さに集中したこの曲を通じて「『レコーディングが終わった瞬間、かつての痛みを何気なく話すことができるんだ、克服したな』を感じた」と、痛みを克服したと明らかにした。内面の暗さを描くことで痛みを克服し、新しい一歩を踏み出すことができるようになったカン・ダニエルの新しい挑戦がどのような反応を得られるか注目される。

記者 : イ・ミンジ