日本から韓国へ!NCT ショウタロウ&ENHYPEN ニキ、世界を魅了する2人に迫る

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写真=SMエンターテインメント、BELIFT LAB

韓国で活躍する日本人がますます増えている中、特に昨年デビューを果たしたNCTのショウタロウとENHYPENのニキは、知れば知るほど魅力が溢れる期待の新人として、韓国と日本はもちろん、世界のK-POPファンの注目を集めています。そこで今回は、2人の経歴や最近の活躍、ファンに愛されている理由に迫ります。

◆NCT ショウタロウ

写真=SMエンターテインメント
NCTのショウタロウは、NCTの大型プロジェクト「NCT 2020」でデビューする新たな日本人メンバーとして、昨年9月に初めて公開されました。デビューの数ヶ月前まで、SNSにNCTのカバーダンスをアップしていたことから、SM入社からデビューまではかなり短期間であったことが予測され、どれほどの実力を持ったメンバーなのか、より注目が集まりました。


EXPG出身、GACKTのバックダンサーの経歴も

彼は神奈川県出身で、5歳の頃からダンスを始め、EXLEらの所属事務所LDHが運営しているダンススタジオEXPGに在籍していたほか、GACKTのツアーのバックダンサーの経験も。GACKTのYouTubeチャンネルで公開されている動画にも、ダンサーの新メンバーとして紹介されています。SMから連絡をもらったショウタロウは、その後数ヶ月でNCTのメンバーとしてデビューすることに。彼はダンスの練習をしながら「先輩たちが練習する動画を日本にいる時からたくさん見てきたので、自分が今ここにいることが不思議」と話しています。いつもニコニコしていてカワウソに似ていると言われている彼は、最近では韓国語もめきめきと上達しています。

写真=SMエンターテインメント
デビュー曲となったNCT U「Make A Wish」が10月に公開されると、たちまち彼のパフォーマンスが世界で話題に。音楽番組のデビューステージの個人直カメラ(チッケム、一人にフォーカスして撮影した映像)に「これがデビューステージとは思えない」「ダンスが本当に魅力的」と爆発的な反応が寄せられ、ショウタロウをきっかけにNCTにハマる人も続出。曲の冒頭から美しいと注目を集めた首の動き(アイソレーション)は、後に「ダンスの練習をする前のストレッチで、子供の頃からいつもアイソレーションをやっている」と明かしており、努力の賜物であることが判明。年末の「2020 KBS歌謡祭」では、デビューから3ヶ月ほどにもかかわらず、Stray Kidsのヒョンジン、ASTROのムンビン、THE BOYZのジュヨンとGOT7の「Hard Carry」を披露。普段の穏やかな雰囲気から一転、ステージでは先輩たちにも劣らないパワフルなパフォーマンスを見せ、そのギャップでファンを沸かせました。

写真=SMエンターテインメント

魅力はどこまで!?ダンスだけではない才能が爆発

ショウタロウと言えばまず最初に注目されたのがダンスでしたが、個性的な歌声も魅力の一つに挙げられています。「Hard Carry」を披露した際、「Make A Wish」よりも歌唱パートが多く、「落ち着いた低い声が素敵」と新たな魅力に気づいた人も。メンバーのルーカスも「(『Make A Wish』のレコーディングで)ショウタロウの歌声を初めて聴いたけれど、すごく良かった。(この曲と)合っていると思う」とし、ヘチャンも「ショウタロウの声が大好き」と話しています。さらに最近では、NCT DREAMの「119」「STRONGER」をオリジナルで振り付けしてみたといい、ファンに初披露。ダンスと歌、振り付けの実力も兼ね備えており、ショウタロウの魅力は一体どこまで!? とファンを驚かせています。

写真=NCT Twitter

愛称がトレンド入りも!メンバーとの友情が話題に

NCTは多国籍メンバーで構成されていることも特徴の一つですが、これまで日本出身のメンバーはユウタ一人でした。しかし、ショウタロウが合流したことで、2人の日本語でのやりとりが微笑ましいとファンの間で話題に。ユウタは「面倒を見てあげたい気持ちになる。(ショウタロウの持っている)悩みや感情は自分が一番理解できると思うから」と語っていたほか、最近ではJBJ95のケンタ、PENTAGONのユウトと4人で会ったことも告白。良い影響を与え合える仲間として、ファンは彼らの友情を温かく見守っています。

また、ショウタロウと同時にNCTに合流したソンチャンとの仲睦まじい様子も度々公開され、ファンの間では「ソンタロ」という愛称で親しまれています。2人でメンションパーティー(Twitterのファンのコメントにリアルタイムで返信すること)を行った際には、日本で「ソンタロ」がトレンド入りし、ショウタロウ自身も「トレンドになってる!」と驚き。仲良くなるにつれて柔らかい雰囲気が似てきているとも言われる2人ですが、メンバーが23人と多数であるだけに、今後さまざまな交流を見てみたいと期待が寄せられています。

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・NCT ショウタロウ「2020 KBS歌謡祭」の個人映像が話題に…トレンド入りも(動画あり)




◆ENHYPEN ニキ

写真=BELIFT LAB
ENHYPENのニキは、昨年Mnetで放送されたCJ ENMとBig Hitエンターテインメントのサバイバル番組「I-LAND」に出演。177の国と地域からの投票により、最年少の14歳でデビューメンバーに選ばれ、注目を集めました。番組の中ではチーム全体や個人のダンスにもアドバイスをし、実力だけでなくダンスに対する並々ならぬ情熱を見せてきたニキ。彼のダンスはBTS(防弾少年団)のJ-HOPEやSEVENTEENのディエイトからも賞賛されています。


3歳でダンスに関心、SHINeeファンも注目

岡山県出身で、3歳の時にマイケル・ジャクソンのダンスを見て憧れを抱き、5歳で本格的に習い始めたというニキ。小学生の時にK-POPアーティストのステージを見てかっこいいと思い、韓国でデビューを目指したという彼は、日本では「リキジャクソン」という名前でさまざまな活動を展開していました。ゆずの「タッタ」などのミュージックビデオ、「FNS27時間テレビ」などの番組、多数の公演に出演し、11歳の時にはSHINeeのバックダンサーも担当。そして中学2年生の時に単身韓国へ渡り、韓国語を勉強しながら実力を磨いていったといいます。ニキがデビュー前にSHINeeのバックダンサーをしていたことを覚えているSHINeeファンも多数。特にキーに憧れていたことで有名なニキについて、SHINeeのファンは「あの時のあの子がもうデビューしたなんて」「いつかキーくんと再会できるといいね」などと声援を送っています。

写真=BELIFT LAB
日本の番組に出演した際、メンバーのソンフンが「ニキはダンスの実力がすごいと思うし、僕も見習いたい」、ジョンウォンが「どんなジャンルも上手で、一番うまいと思う」と明かしたように、グループではダンスリーダーを担当しているニキ。「週刊アイドル」では、SHINeeのテミン「IDEA:理想」のダンスを一人でカバーして絶賛されたほか、BTS(防弾少年団)やTOMORROW X TOGETHERなどのカバーダンスでもチームを引っ張り活躍しました。また、SNSでBTSのジミンのソロ曲「Lie」を披露した際にも、「ジミンのダンスとは雰囲気が違って、また新たな魅力がある」と話題となりました。ダンスリーダーらしく、昨年末に開催された「2020 THE FACT MUSIC AWARDS」や、Big Hit Labelsの合同コンサートなどではソロのダンスパフォーマンスを任され、世界のファンを魅了しました。

写真=ENHYPEN Twitter

ステージとは異なる15歳らしい姿も魅力

1年で13cmほど身長が伸び、現在は177cmになったというニキ。「I-LAND」の時よりもぐんと大人っぽくなったと言われている彼ですが、それでも年齢はまだ15歳。可愛らしい面もたくさん持っています。就寝する時には、メンバーのベッドに潜り込み、抱きついて寝ているというニキは、特にソヌのところへ向かう頻度が高いとか。しかし最近では、抱き枕を購入し「1週間自分のベッドで寝る」という目標を達成できたといい、一人で寝れるようになってきているそう。メンバーたちから可愛がられる末っ子で、正月には実家に帰ることのできないニキを、ジェイが自分の実家へ一緒に連れて行ったエピソードも話題となりました。またファンミーティングでは、「お母さん、お父さんに会いたい」と話して涙する姿に、一緒に涙を流してしまったファンも多いはず。優しいお兄さんたちに囲まれ、韓国で頑張る彼の姿を応援する声が高まっています。

ニキと言えばたい焼きが大好きなことはファンの間で有名。日本から母親に送ってもらったたい焼き機を自慢げに見せたり、NAVERのライブ映像配信アプリ「V LIVE」ではメンバーとたい焼き作りにも挑戦しました。SNSでは「終わった後に一人で作りました。本当に上手でしょう?」と美味しそうなたい焼きの写真を追加で公開し、笑いを誘いました。またニキは「I-LAND」出演時にジョングクから生活韓服(韓服を現代風にアレンジしたもので、簡易韓服とも呼ばれる)をもらい、飛び跳ねて大喜びする姿が可愛いと注目を集めました。「ジョングク先輩~!」を連呼し、テンションが上がって「IDOL」を踊ったニキは、今もその生活韓服を愛用しています。あるラジオ番組でもジョングクに「大好きです、韓服をいつも着ています」とメッセージを残しました。

写真=ENHYPEN 日本公式Twitter

日本でも大注目!芸能界からも応援の声が続々

これまで「スッキリ」「朝チャン」「めざましテレビ」など多くの日本の番組から取材を受け、「2020 FNS歌謡祭」「CDTVライブ!ライブ!」でもパフォーマンスを披露するなど、すでに大注目されているENHYPEN。香取慎吾がラジオでデビュー曲「Given-Taken」を流し、「『I-LAND』をずっと見ていた」とファンを公言したことも。ニキに関しても、東京スカパラダイスオーケストラの谷中敦が、過去のツアーにニキがパフォーマーとして出演したという縁から、SNSに応援のコメントを投稿。また、過去に自身のプロデュースしたオーディションでニキを合格させ、才能をいち早く見出したケント・モリも、「愛するNI-KIへ」と題し、「Given-Taken」をフリースタイルで踊る動画を公開しています。「新・日本男児と中居」に一人で出演した時には、中居正広からもグループ活動におけるアドバイスをもらい、今後の成長にますます期待が高まっています。

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記者 : Kstyle編集部