「先輩、その口紅塗らないで」SF9 ロウン&ウォン・ジナ、2人の関係に変化?スリル満点の展開

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=JTBC「先輩、その口紅塗らないで」放送画面キャプチャー
JTBC月火ドラマ「先輩、その口紅塗らないで」のウォン・ジナとSF9のロウンの、スリル満点の駆け引きが視聴者に快感を与えた。

8日に韓国で放送された「先輩、その口紅塗らないで」第7話は、視聴率2.7%(ニールセン・コリア、首都圏有料世帯基準)を記録した。この日の放送では、だんだん大きくなっていく欲により慎重になるチェ・ヒョンスン(ロウン)と、そのような彼が気になるユン・ソンア(ウォン・ジナ)の変化が描かれた。

遅い夜、2人きりで夜勤をしていた彼らは、真剣な雰囲気の中で自分の気持ちを告白した。チェ・ヒョンスンは1年前の初の出会いから今まで1つ、2つ、彼女に関して知っていく過程で自分も気づかないうちに「先輩だから、先輩だったので好きになった」と伝えた。彼の提案で“偽装恋愛”を始めたものの、このような彼の真心にプレッシャーを感じたユン・ソンアは「その気持ちが大きすぎるよ」と拒絶した。翌日、2人の間には気まずさが漂った。そんな中、ユン・ソンアは傷ついた顔をした彼が気になり始めた。

一方、チーム長イ・ジェシン(イ・ヒョヌク)と創業者の娘イ・ヒョジュ(イ・ジュビン)の結婚がついに公式化された。イ・ヒョジュは一体なぜ能力もないイ・ジェシンを選んだのかと聞くイ会長に「私が切実な時に、私を見守ってくれた人はジェシン兄さんしかいなかった」と、彼の心を得ることができなくてもただ自分の傍にいてくれればいいと、盲目的な愛を示した。

自分を裏切った元恋人イ・ジェシンの結婚のニュースにも、ユン・ソンアはチェ・ヒョンスンのことばかりを思っていた。新製品の公募展に参加するようになったチェ・ヒョンスンは、週末には一人で市長調査に出るなど仕事に没頭していた。この時、同じ場所へショッピングに行ったユン・ソンアは、親友キム・ガヨン(カン・ヘジン)の活躍でチェ・ヒョンスンと2人だけ残され、偽装恋愛中だった2人の男女は誰が見てもデートを楽しんでいる恋人のように見えた。

その時、突然カン・スミ(キム・ヘイン)代理の登場に困惑したユン・ソンアは「走って!」と、チェ・ヒョンスンの手を握って逃げ始めた。手を握って走った2人は、誰もいない路地でやっと息を整えて目が合った瞬間、爆笑してしまった。これまでの気まずさを解消した2人が「なぜ逃げたの」と話しながら、普段のように喧嘩する姿は視聴者たちを微笑ませた。

その後、もう一度勇気を出したユン・ソンアは「今は誰でも自信ないよ」と、心を拒絶した理由を明かして、彼が傷つかないように配慮した。最初から覚悟していたというチェ・ヒョンスンは「先輩が望むその距離にいるよ。今のように」と待つと宣言した。一歩離れてそれぞれの位置に立っている2人を照らす街頭の薄いピンク色が、心をときめかせる余韻を残した。

しかし放送後半には、会社に来たイ・ヒョジュが偶然、一緒に立っているイ・ジェシンとユン・ソンアを見て「2人がなぜ一緒にいるの?」と怒って緊張感を与えた。これまで結婚を巡って積もった不安が、瞬間的に爆発したのだ。しかし、その状況に気づいたチェ・ヒョンスンが前に立って「行こうよ、先輩」とユン・ソンアの手を握って、助けた。

距離を置くと宣言したが、ユン・ソンアが傷つくことは許せなかったチェ・ヒョンスンの勇気ある選択が、視聴者の心を躍らせた。恋愛は“偽装”であるかもしれないが、自分の気持ちだけは“本物”なチェ・ヒョンスンの慎重な配慮と、ユン・ソンアを守るために勇気を出す姿は、見る人々にも真の愛のトキメキを届けた。

記者 : イ・スンギル