「昼と夜」イ・シニョン、役作りは「トッケビ」を参考に?“僕のスタイルに合わせて…”

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=「昼と夜」

俳優のイ・シニョンがドラマ「昼と夜」を通じて成長の可能性を証明した。

イ・シニョンは、tvN月火ドラマ「昼と夜」でいつも情熱的な特殊チームのイケメン警部補チャン・ジワン役を務め、熱演した。時間が経つほど人物に完璧に入り込むことはもちろん、スポンジのような吸収力で重い雰囲気に愉快な活力を吹き込み、存在感を発揮した。

特に後半へ進むほど彼の活躍は際立った。第12話でチームのリーダー、ト・ジョンウ(ナムグン・ミン)を装って予告殺人の被害者を救出したり、体を張った強烈なアクションで痛快なシーンを演出した。画面を圧倒した彼のアクションは、見る人の心を一気に掴み、熱烈な反応と好評を得た。

「昼と夜」で視聴者に多彩な魅力と安定した演技を見せてくれた彼は最近、所属事務所フォレストエンターテインメントを通じて、放送終了の感想とインタビューでドラマへの特別な愛情を表した。

ドラマ「昼と夜」は、現在起きているミステリアスな事件と関連のある、28年前に町で起きた謎の事件に対する秘密を暴く、予告殺人の推理ドラマである。最終回は1月19日午後9時に放送された。

――ドラマ「昼と夜」放送終了の感想は?

イ・シニョン:監督、先輩、スタッフの皆さんと猛暑の日にも会って、寒波まで耐えながら8ヶ月間撮影しました。すでに放送終了だなんて寂しい気持ちでいっぱいです。長い間、一緒に撮影して過ごしたので、とても仲良くなりました。機会があれば「昼と夜」の現場で出会ったすべての方々とまた会いたいです。

――チャン・ジワンという人物で重点を置いた部分はありますか?

イ・シニョン:ドラマの中で、チャン・ジワンはチームのリーダーを尊敬し、メンバーたちを愛する人物で、いつもポジティブなマインドを持っている人です。でも、僕は人見知りでどうすればチャン・ジワンのようなマインドが持てるか、序盤の役作りが難しかったです。悩んでいると、監督や先輩たちが「心を込めてチームのメンバーのことを考えて、状況を理解してほしい」とアドバイスしてくれました。それだけでなく、待機の時間には演技に関する話をして、撮影がない時はプライベートな時間を作ってくださったおかげで、チャン・ジワンを少しずつ理解し始めました。その時間があって、僕は先輩方を俳優の先輩方ではなく、特殊チームのメンバーだと思って撮影に臨むようになりました。

――今回の作品を通じて見せたかった姿は何ですか? また、それを演じるため準備したことがありますか?

イ・シニョン:撮影の1ヶ月前に参加したので、役作りにかなり悩みました。まずは心からチャン・ジワンというキャラクターを理解して、視聴者に近づきたいと思いました。また、新型コロナウイルスによって大変な日々を送っている方々に、少しでもチャン・ジワンという人物が勇気を与え、誰かから尊敬される素敵な人であることをお見せしたいと思いました。この役は、ドラマ「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」からインスピレーションを得て、僕のスタイルに合わせて作ってみました。役作りにはたくさん悩みましたが、視聴者の皆様には近付くことができなかったようで残念でしたし、チャン・ジワンという人物にとても申し訳ない気持ちです。

――撮影しながら一番記憶に残るシーンやセリフがありましたか?

イ・シニョン:第12話でト・ジョンウチーム長になりすまして、ソン・ミンホ理事長が脅迫した際、「人違いでしたね」という台詞と共にアクションを見せるシーンが印象に残っています。撮影する前、集中して台本を見ましたし、尊敬するチーム長の真似をできることが嬉しかったです。前の作品でアクションシーンをしたことがありますし、事前に武術チームのメンバーと何度も合わせたので、印象深いシーンになったと思います。寒い日でしたから余計な感情が入ると、アクションシーンの撮影時に怪我をする可能性があり、気をつけて挑みました。幸いにも無事故で終えることができて嬉しかったです。

――メイキング映像を見たら、特殊チームのメンバーたちといる時、愉快な雰囲気をつくって阿吽の呼吸を発揮しました。実際現場で俳優の方々とはどうでしたか?

イ・シニョン:先ほど申し上げたように、監督と先輩の方々が僕が現場に慣れるようたくさんサポートしてくださいました。撮影に入るまでは、和気あいあいとした雰囲気でいつも笑いが絶えませんでした。撮影中には息が合って笑うのを我慢するか、あるいはたくさん笑ったことが記憶に残っています。このように良い作品と現場でともにすることができて本当に感謝しています。この場を借りて伝えたいです。

――俳優のイ・シニョンにとってドラマ「昼と夜」はどんな作品として記憶に残ると思いますか? チャン・ジワンに最後の挨拶として何が言いたいですか?

イ・シニョン:毎回役を理解して、成長していく過程で一番悩んだ作品でした。たくさん努力した作品として記憶されるのではないかと思います。チャン・ジワンには「僕の実力が足りなくて、あなたの人生を完璧に生きられなくてすまない。一方であなたに出会った8ヶ月間、人生の中でたくさん笑って肯定的な視野を持てるようになって本当に感謝している。おつかれさま」と伝えたいです。

――ドラマ「昼と夜」とチャン・ジワンを愛してくださった視聴者の皆様に一言お願いします。

イ・シニョン:これまで、ドラマ「昼と夜」をご覧くださった皆様の関心と愛に心から感謝します。今回の作品で俳優としてもう一段階成長できました。早いうちに良い作品でもっと成長した僕の姿をお見せできるよう努力します。新型コロナウイルス感染症が終息するその日まで頑張りましょう!

記者 : チェ・ナヨン