FNCエンターテインメントが専門レーベル体制で差別化した音楽を披露する。

FNCエンターテインメントは、トロット（韓国の演歌）専門レーベル「FNC B」とガールズグループ専門レーベル「FNC W」を立ち上げる。

今月初めに設立される「FNC B」は、FNCと音源ストリーミング専門企業NHN Bugsの子会社であるHOWエンターテインメントが、それぞれ50％ずつ持分を持っている合資会社だ。「FNC B」は、トロットが韓国国内のあらゆる世代から愛される代表的な音楽ジャンルとして堂々とその地位を確保している最近のトレンドに合わせ、トロット音楽産業に積極的に参入する予定だという。

FNCエンターテインメントとBugsの提携により「FNC B」はアルバムの制作から流通、マネジメントまで全てが可能なオールインワンシステムを構築することになった。「FNC B」は、精力的に活動している歌手の迎え入れや新人歌手の発掘・育成に拍車をかける計画だ。

これに先立って今月1日、FNCエンターテインメントで初めて立ち上げたレーベル「FNC W」は、ガールズグループに特化した独立レーベルだ。FNCが「FNC W」の初期資本金120億ウォン（約11億3000万円）全額を出資した。プロデューサーで2018年3月から現在までFNCの共同代表取締役を務めているハン・スンフン代表が「FNC W」の代表取締役も務め、レーベルを引っ張っていく。

「FNC W」には先月、新しいアルバムを発表し活動しているアイドルグループCherry Bulletとともに、新しくデビューを準備している新人ガールズグループが所属する。

FNCは、専門レーベル体制を通じてより集中的かつ体系的なアーティストマネジメントを図るとともに、急変する音楽市場で柔軟で差別化した音楽を作り出す計画だ。また、個性的な音楽を披露する実力派アーティストを育成し、専門的かつ集中的なマネジメントを通じて安定した運営基盤を構築する方針だ。

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