「浮気したら死ぬ」コ・ジュン、自身が考える役の魅力は?“まるで母親の顔色を疑う子供のような…”

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写真=Story J Company
俳優のコ・ジュンが、KBS 2TV水木ドラマ「浮気したら死ぬ」の放送終了への感想を伝えた。

「浮気したら死ぬ」は、人を殺す方法だけを考える犯罪小説家の妻と、「浮気したら死ぬ」という念書を書いた離婚専門弁護士の夫のコミカルなミステリードラマだ。1月28日に韓国で放送された最終回では、“スランクン(ゴミ+サランクン:恋人に夢中な人の意味)”のハン・ウソンが“浮気者ライフ”を静かに清算するのに失敗、スリル満点で殺伐とした結末を迎えて、最後まで強烈なインパクトを与えた。

慢性的な浮気のせいで視聴者の怒りを誘ったが、決して憎むことができない魔性の魅力で、放送中、深い印象を与えたコ・ジュン。そのような彼が「浮気したら死ぬ」の放送終了を記念して、作品への愛情を盛り込んだ一問一答を公開した。

――「浮気したら死ぬ」の放送終了の感想は?

コ・ジュン:すべての俳優とスタッフとの呼吸がとてもよく合った作品です。最後の撮影が終わった際にもすぐに家に帰ることができず、しばらくの間、撮影現場を歩き回りました。とても楽しくてありがたい、たくさん勉強になった作品でした。長く心に残って、みんなが懐かしくなりそうです。

――「浮気したら死ぬ」を通じて“スランクン(品性はないが心は熱く恋人に夢中な人)”というあだ名がつけられましたが、どのように感じましたか?

コ・ジュン:“スランクン”の意味が分からなくて調べました。ハン・ウソンにぴったりのあだ名だなと思っています。感謝しています。

――浮気者であるにもかかわらず、憎むことができない魅力で視聴者の心を捉えた、コ・ジュンが思うハン・ウソンの魅力は?

コ・ジュン:理由を問わず浮気は許してもらえることではありません。ですが、ハン・ウソンは生まれながら人類愛的な性向を持つキャラクターです。暖かい心を持っていて、人々に正直。そして彼は、カン・ヨジュを深く愛する。ドラマの内容を見ると、いつも妻の顔色を伺っています。その姿がまるで、母親の顔色を伺う子供のようだなと思いました。浮気をしなかったら、とても魅力的な人物だと思います。

――「浮気したら死ぬ」は殺伐とした結末を迎えましたが、ハン・ウソンはどうなったんでしょうか。

コ・ジュン:視聴者の方々の想像におまかせします。個人的には妻に死ぬほど怒られて、2人で幸せに生きていたらいいなと思います。

――現場の雰囲気やチームワークはどうでしたか?

コ・ジュン:とても良かったです。チョ・ヨジョンや同僚俳優の方々、監督とスタッフのおかげです。休まずに作品に取り組んだので身体は大変でしたが、精神的にこんなに楽だったドラマは初めてでした。これまで一緒にした「浮気したら死ぬ」のみなさんに感謝の言葉をお伝えしたいです。

――「浮気したら死ぬ」、そしてハン・ウソンを愛してくださった視聴者の方々に一言お願いします。

コ・ジュン:多彩な姿を見せることができなかった気がして残念な気持ちもありますが、コ・ジュン、ハン・ウソンを愛してくださって、本当にありがとうございました。皆さんの応援と励ましに力をもらって、演技しています。良い作品、良い役でまた会えるよう努力します。これまで見ていただいたことに感謝の気持ちでいっぱいです。いつも元気で幸せでいてください。

記者 : チョン・ジヒョン