「私は私を解雇しない」ユ・ダイン“諦めない勇気を伝えたかった”

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写真=プレインTPC
俳優のユ・ダインが「私は私を解雇しない」を通じて、伝えたいメッセージを公開した。

最近、彼女は映画「私は私を解雇しない」(監督:イ・テギョン)の公開を控え行われたインタビューを公開した。

「私は私を解雇しない」は、派遣で下請け会社に行くことになったジョンウン(ユ・ダイン)が、1年間耐えて、自分の地位を取り戻すために奮闘する過程を描く映画だ。

劇中、ユ・ダインは不当解雇及び派遣と性差別に堂々と立ち向かうジョンウン役を演じ、誠実な人々の居場所を奪う社会に痛快なファイトを叫ぶ。海辺の送電塔を修理する下請け会社で、送電塔修理及び補修業務をしながら、あらゆる逆境に立ち向かうキャラクターだ。

彼女は「シナリオをもらった頃に、KTX(韓国高速鉄道)の解雇乗務員の全員復職に関するニュースを見ました。当時、この話題のドキュメンタリーも放送されました。彼らが経験した不当さを映像を通じて見たので、シナリオが単純に劇中のストーリーだと感じられませんでした。シナリオだけを見たら、何も感じることができなかったかもしれませんが、ドキュメンタリーも見たので色々考えるようになりました。実際に10年以上もの時間を耐えきれず、自ら命を絶った方もいらっしゃいました。ですから、より一層考えました」と映画への出演を決めた理由を明かした。

一ヶ月間、送電塔を何回も上り下りして疲れたはずだが、撮影現場の愉快な雰囲気のおかげで力を得たという。彼女は「体が痛くなるほど大変でした。3日に一回はマッサージを受けていましたし、毎日、一緒に撮影現場に向かったマネージャーも大変だったと思います」とし「重い映画だったので雰囲気が重くなる可能性もありましたが、現場の雰囲気は良かったです。たくさん笑ってNGが出るほど、みんな仲良く過ごしました。特にオ・ジョンセさんがムードメーカーの役割をしてくれました」と述べた。

オ・ジョンセとはドラマ「九厄少年」(2014)、「死体が帰ってきた」(2012)に続いて3度目の共演だ。彼女は「演技の呼吸は完璧でした。冗談で『すべての撮影現場に彼が必要だ』と言うくらい、現場の雰囲気を盛り上げてくれました」とし「撮影スタッフや俳優ともすぐに親しくなり、楽な関係になれるように努めてくれました。アイデアも多くて柔軟です。色々と助けてもらいました」と愛情を示した。

映画は、仕事を生存と直結する大事な要素として扱う。彼女は「『私は演技していないとダメだ』『演技だけが私にとって意味がある』『では、私には意味がないのか』と一日中、演技のことばかり考えていました。しかし、今は考え方が変わりました。仕事はいつでも変われると思います。以前より、気持ちが軽くなりました」とし「上手で好きなことを仕事にするのは、とても幸せなことです」と心の内を打ち明けた。

彼女は「私は私を解雇しない」を通じて「自分を諦めない勇気」を伝えたかったという。「職業的な状況は違うけれど、シナリオを見て共感しました。皆さんも共感できると思います」とし「大変難しく、重い映画だと思われるかもしれませんが、最後まで見たら、癒されることでしょう。もっと力強く前に進むパワーが得られると思います。気軽に見に来てほしいです」と伝えた。

映画「私は私を解雇しない」は、韓国で1月28日に公開された。

記者 : ヤン・ユジン