Vol.2 ― 日韓で同時デビュー!T1419、日本人メンバーが感じた韓国人メンバーの不思議とは?

Kstyle |

MOMOLANDが所属するMLDエンターテインメントの新人ボーイズグループT1419が、1月11日にデビュー。MLDとグローバルIT企業NHN、ソニー・ミュージックが提携して、韓国だけでなく、アメリカ、日本での同時デビューを目標に企画された超大型新人として注目を集める彼らは、体系的なシステムの中で、集中的なトレーニングを受けており、ビジュアルはもちろんボーカルとラップ、パフォーマンス、プロデュース、多国語の能力など、様々な才能を兼ね備えたメンバーで構成されている。Kstyleでは、デビューを数日後に控えた彼らを直撃!! デビュー曲の聞きどころから、デビューまでの秘話、普段の生活の様子などをじっくりと語ってくれたインタビューの後編をお届けする。

Vol.1 ― 日本人4人が所属!期待の新人「T1419」がついにデビュー“K-POPの先輩たちに憧れて…”

【プレゼント】T1419 直筆サイン入りポラを2名様に!応募はTwitterをフォロー&リツイート

――今後、どんな活動をしていきたいですか?

NOA(ノア):大きなステージにも立ちたいですし、海外にも行きたいですし、いろんな活動をしていきたいですけど、その中でも一番はファンのみなさんに早く会いたいです。

ZERO(ゼロ):今はこんな時期なのでファンの皆さんとお会いしてパフォーマンスをお見せすることができないのですが、僕らはグローバルな活動を目指しているので、今の時期が終ったら日本、アジア、いろんな地域に行ってファンの方々と交流したいです。

SIAN(シアン):とにかくファンの皆さんと会いたいという気持ちがとても大きいです。コンサートや音楽放送などでステージをお見せしたいですし、直接お話しして「ああ、こんなに多くの方々が僕らを応援してくださっているのだな」というのを肌で感じたいです。

KIO(キオ):SNSのコメント欄を見ると、日本の方や海外の方がたくさんいらっしゃるなと感じるので、早く行きたいです。コロナが収まれば外国に行って活動したいです。

LEO(レオ):僕たち日本人メンバーは1年近く日本に行けてないんですよ。家族にも会えないし、ファンのみなさんとも会えないんですけど、コロナが収まったら母国の日本で大きなコンサートをしたいです。

GUNWOO(ゴヌ):唯一ファンのみなさんと交流できるのがV LIVEやYouTube、InstagramといったSNSを通じてなんですね。実際にファンの方々の顔を見ることができたらどんなにいいかと思うのですが、ファンの皆さんが僕たちへの愛や応援をいろんな形で送ってくださるのが力になります。アイコンが僕たちの写真だったり、メンバーの名前が書かれたボードを持って写真を見ると、いよいよ僕たちもデビューするんだなと実感がわきます。そして、こういうインタビューを受けるのも、僕たちがついに世に出るんだなと思えるので、デビューに対する期待がとても大きいです。

――どんなアーティストになりたいですか?

ノア:僕たちはすでにデビューした先輩方にたくさんのインスピレーションを受けてきたので、僕たちもこれからデビューする後輩たちにインスピレーションを与えられるような存在になりたいです。

ゴヌ:ステージに限らず、バラエティ番組や映画、ドラマなど様々な活動で僕たちのことを知っていただいて、メンバーがそれぞれ持っている多様性を見てもらえたらと思っています。個人的に思うことは、MOMOLAND先輩はバラエティの才能が素晴らしいグループなので、その後輩である僕たちもそのバラエティ能力を引き継いでいきたいです。僕たちのバラエティ番組「Daily Us」でも、僕らのおもしろい姿が見られますので、ぜひ見ていただきたいです。

KEVIN(ケビン):特にゴヌとカイリはバラエティセンスがずば抜けています!!


「日本人メンバーが住んでいた大阪に行ってみたい!」

――韓国人メンバーの皆さんは、日本に行ったら行きたい場所は?

ON(オン):東京と大阪には絶対に行ってみたいです。そして温泉。場所はどこでもいいのですが日本の温泉、本当に行ってみたいです。あとはどこだったかな? 抹茶で有名なところ。京都? そこに行ってみたいです。抹茶が大好きなんです。

シアン:まずは日本人メンバーが住んでいた大阪に行ってみたいです。あとは僕も京都。子どもの頃から本で見ていた歴史ある場所を見物したいです。

ノア:日本で活動できるようになったら、日本人メンバーたちがおもしろい場所に連れて行ってくれると言っているので、楽しみにしています(笑)。

――日本人メンバーは韓国でおススメの場所や食べ物を教えてください。

KAIRI(カイリ):韓国はとにかく食べ物がおいしいです。中でも僕が好きなのはプデチゲで、めちゃくちゃおいしいのでぜひ食べていただきたいです。あとはファッションも日本にはないものがあるので、ショッピングをおススメしたいです。食べ歩きや、洋服や化粧品を見て回るのが楽しいと思います。

ゼロ:僕は基本的に辛いものが食べられないんですけど、辛くないプテチゲの店があって、そこのはおいしいです。メンバーたちと一緒に外食する時は、そのお店の中で辛くなさそうなものを選んで食べています。たまにメンバーたちに1口もらって食べたりもするんですが、やっぱり辛くて食べられません(笑)。

オン:韓国はチキンがおすすめです。

カイリ:あ~!! たしかにチキンも!! 本当にそれぐらいおいしいものがあって、もっとたくさんおすすめを言いたいんですけど、キリがないです。それと韓国っていうと辛いイメージがあると思うのですが、ゼロくんが言うように辛くなくておいしいものもたくさんあるんですよ。


日韓それぞれ不思議に感じたところは?「韓国の人は…」

――韓国人メンバーは日本人メンバーを見て不思議だと思うところを、日本人メンバーは韓国人メンバーを見て不思議だと思うところを教えてください。

レオ:やっぱり韓国の人は辛いものを本当によく食べるなと思いました。初めて韓国に来た時に辛いラーメンが全然食べられなかったのですが、横を見てみたら韓国人メンバーがものすごい勢いで食べていたので、最初はそこが不思議でした。

ノア:韓国人は外食をするときにあまりひとりでは行かないのですが、日本人メンバーたちはひとりで行くから不思議で聞いてみたら、それが気楽なんだそうです。日本にはひとりでごはんを食べる文化があるんですね。

ゴヌ:最初は、同じ夢を目指して集まったメンバーなのに、おいしいものはメンバーと一緒に食べたほうがよくない? っていう気持ちもありました(笑)。でも、僕がごはんを誘いに行こうとしたら、日本人メンバーはみんなもういないんですよ(笑)。それで聞いてみたら、それぞれがチキンを食べたり、カレーを食べに行ったりしてて……。「なんで?!」って思いましたが、それが楽だと聞いて。今では僕らもひとりごはんを楽しむようになりました。

オン:今は日本人メンバーたちが韓国語をだいぶ話すようになって、僕も日本語を熱心に勉強しているのですが、時々日本人メンバーから想像もつかない日本語が飛び出す時があるんですよ。例えば、この前キオが僕に対して「微妙~」って言ったから、僕は韓国語で“微妙(ミミョウ)”と言ったのかと思って「もうそんな言葉も使えるようになったんだ。どこで習ったの?」と聞いたら、キオが「日本でも似た発音で微妙っていうんだよ」って。そういうことが多々あって、不思議だなって思います。今はみんなが韓国語でも日本語でも、ある程度は疎通がとれるようになったのも不思議なことですよね。

カイリ:レオ、ゼロ、僕の3人が大阪出身なので、韓国人メンバーに大阪弁がうつってしまったのも不思議でおもしろくてかわいいです。

ゼロ:最初はお互いの言葉がまったくわからなかったのですが、僕とゴヌくんは英語がある程度できたので、英語で意思疎通をしていたんです。それを考えたら今の状況が本当に不思議です。

オン:あと「愛してる」って言葉の使い方が違うのも不思議です。韓国では気軽に「兄さん、サランヘヨ」って言うことができるけど、日本ではむやみに「愛してる」とは言わないそうなんですよね。だから韓国語の「サランヘ」と日本語の「愛してる」とでは使う状況が違うんだなって思いました。


宿舎でのエピソード「男9人で生活しているわりには…」

――共同生活をしているそうですが、宿舎ではどんな部屋割りで、どんなふうに過ごしていますか?

ケビン:部屋が3つあって、1つはマネージャーさん、4人部屋にゴヌ、レオ、シアン、オン、5人部屋はカイリ、ゼロ、ノア兄さん、ケビン、キオが使っています。

レオ:今は外出ができないので、みんな一緒に家にいます。新年はみんなでチキンを食べました(笑)。

――宿舎でのエピソードは?

ゼロ:おもしろいというよりも怖かったことなんですけど、2段ベッドの下の段が僕で、上の段をカイリが使っているのですが、この前、寝ていたらiPadが上から落ちてきました(笑)。普通なら床に落ちるはずなのに、なぜか僕の頭の横に落ちてきてびっくりしました。時々枕も落ちてきます。カイリは整理整頓が苦手なんです。

カイリ:それもちょっとはあるかもしれませんが、僕のベッドには隙間があるんですよ。あ~、でもちゃんと整理します(笑)。

オン:男性9人で生活をしているわりにはきれいなほうだと思うのですけど、やっぱりスケジュールが忙しいと整理整頓する時間がなくて、おもしろいことが起きますね。ゼロのズボンがノア兄さんのベッドから出てきたり、レオのTシャツが僕のクローゼットから出てきたり、ものがごっちゃになったり、なくなったりとか、そういうことが起きます。

―― 一番整理整頓が得意なのは?

シアン:僕とケビンですね。でもみんな全体的に自分の物はちゃんと整理するほうだ……よね(といいながらカイリを見る)。

全員:(爆笑)

カイリ:(笑)。僕は、最近冷凍庫に入れて置いておいたアイスが消えました!! 犯人はわからないんですけど、飲み物とかアイスが少しずつ減っていくとか、そういうこともあります(笑)。


メンバーがそれぞれ好きなもの「日本語が上手な理由は…」

――では、ここからは特技や趣味についてのソロ質問をします。ノアさんの特技はラップとダンスですが、影響を受けたアーティストは?

ノア:子どもの頃からBIGBANG先輩がすごく好きで、今も尊敬しているアーティストです。

――シアンさんは柔軟が特技ですが、どのくらい柔らかいのか具体的に教えてください。

シアン:そこまで柔軟というわけではないですが、男性にしては柔軟なほうかと思います。ストレッチを一生懸命にやって、以前に舞踊をやっていたから柔軟なのかな。

――柔軟性を維持するためにしていることは?

シアン:毎日ストレッチを続けることですね。

カイリ:練習前にストレッチをするのですが、シアン兄さんを見ると足を180度開くのを簡単にやっていたり、絶対に人ができないだろうって思うようなことまでストレッチをしているんです。それくらい柔軟です。

――ケビンさんはフェッシングが特技ですが、大会出場などの経歴は?

ケビン:中学1年生の時に始めました。フェンシングにはフルーレ、エペ、サーブルの3つの種目があって、僕がやっていたのはフルーレです。やっていたのは中学2年生までなので、大会にはそんなに出ていません。きっかけは、子どもの頃から運動が大好きだったのですが、フェンシングは見た目が華やかだし、男の子なら誰もが剣で戦うことに憧れるじゃないですか(笑)。カッコいいだろうなと思って始めました。

――オンさんは日本語がとても上手ですが、なぜうまいのですか?

オン:他のメンバーたちと一緒に日本語を習うようになる前から、ひらがなや基本的な単語くらいは勉強していたので、少し早く覚えることができたようです。あと日本のドラマがとても好きで、ドラマを見て覚えました。でも今はドラマよりも日本のメンバーと会話をしながら覚えています。カイリが僕に日本語で話しかけて、僕は韓国語で返事するみたいなこともあって、聞き取りはメンバーみんなだいぶできるようになりました。

――どんなドラマが好きですか?

オン:石原さとみさんが出演したドラマはほとんど見ました。

――好きな日本語は?

オン:「好き」という言葉です。「好き」とか「大好き」って、理由はわからないですけど、とてもきれいな言葉だと感じます。あとは「花」、「バラ」です。言葉もですが、意味もきれいな言葉が好きです。

――ゴヌさんはピアノが特技ですが、いつ習っていたのですか? 今後ピアノを活かした活動も視野にいれていますか?

ゴヌ:5歳から習いはじめました。母がピアノの先生なので、赤ちゃんの頃からピアノの前に座って鍵盤を叩いたりして遊ぶのが好きだったみたいです。それを見ていた母が「この子はピアノが好きなんだな」と思って教えてくれました。僕も習うことにストレスを感じたこともなく、今の練習室にもピアノがあるので、暇を見て弾いています。いつかはピアノを弾くステージもやってみたいですし、YouTubeなどでカッコよく弾く姿を披露してファンのみなさんを喜ばせたいです。

――レオさんは英語が特技ですが、どんな風に勉強しましたか?

レオ:特技というほど上手じゃないんですけど、海外で仕事をするのが夢だったので、英語圏に留学したいと思っていたんですよ。だから英語に興味があったのですが、韓国に来ることになったので先に韓国語を勉強しました。今は韓国語もだいぶ話せるようになったので、英語を勉強しています。やっぱり海外のファンの方とコミュニケーションをとるためには英語が必要なので、事務所で週に4~5回英語のレッスンを受けさせてもらっています。

――ゼロさんはサッカーが特技ですが、子どもの頃からしていたのですか?

ゼロ:幼稚園の時に始めて中学2年生まで、10年くらいやっていました。

――好きなサッカー選手は?

オン:ネイマール~。

ゼロ:(笑)。メンバーみんな知っているんですけど、ブラジル代表のネイマール選手です。ドリブルの仕方がとても軽やかで、すごくカッコいいと思います。

――カイリさんは、特技がダンスと歌ということで、好きなアーティストを教えてください。

カイリ:2PMのJun. Kさんです。Jun. Kさんの歌声を聴いてK-POPスターになりたいという夢を持つようになったので尊敬していますし、今もずっと曲を聴きながらマネして歌ったりもしています。

――いつも笑顔なのが特徴とのことですが、いつも笑顔でいられる秘訣は?

カイリ:秘訣とかあまり考えたりしたことはないのですが、ちょっとしんどいなって思った時はお母さんとLINEしたり、メンバーとおしゃべりしたり、最近はファンの方々からいただいたお手紙を読んだりして気分転換をしています。そしたらまた笑顔になれます。

オン:(日本語で)カイリくんは寝ている時も笑っている。

ゼロ:たしかに(笑)。僕らは朝に結構しんどいトレーニングをしているのですが、ある日、走り込みのトレーニングがめちゃつらかったときに隣を見たらカイリがめちゃ笑いながら走っていたんです(笑)。

シアン:(日本語で)ちょっと怖い(笑)。

カイリ:(爆笑)

――キオさんはルービックキューブが特技ですが、なぜやってみようと思ったのですか? どのくらいの早さでクリアできますか?

キオ:中学1年生の時に、たまたまYouTubeでルービックキューブ世界一の人の動画を見たんですよ。その時は暇つぶしで百均で買ったもので始めたんですけど、だんだんハマってきちゃって、2~3年くらいやっていて、今は遅くても30秒で6面全部揃えられます。最速だと16秒くらいです。


「いつか日本でファンと日本語で話したい!」

――今後の目標は?

ゴヌ:事務所の代表がいつも言ってくださるのですが、これから活動をしていく中で僕たちは幸せでいなくてはいけないと。だから、どんな活動も楽しめるグループになること。そしてアイドルの頂点を極めること、トップに立てるグループになることが目標です。

――日本でもデビューを待っているファンがたくさんいます。メッセージをお願いします。

ノア:(日本語で)愛してる!

キオ:今はこんな時期で直接会える機会なないのですが、最大限YouTubeとかV LIVEとかでいっぱい会えるようにしたいです。がんばります!

ゴヌ:(日本語で)僕たちがデビューするのでたくさん愛してください!

レオ:コロナが収まったらたくさん日本でも活動して、その時はたくさんのファンと交流できたらいいなと思っています。

ケビン:僕たち自身もデビューを待っていましたが、ファンのみなさんもきっと待っていてくれたと思うので、本当にありがたく思っています。早く今の困難な時期が過ぎて、直接顔を合わせてお話できる日が早く来たらいいなと思っています。これからもたくさんの活動を楽しみにしてください!

オン:日本のファンの皆さんがSNSにコメントしてくださったり、事務所にファンレターを送ってくださるのですが、僕らは全部それを読んでいます。状況がよくなったら日本に行って、良い音楽とパフォーマンスで恩返しできる機会が必ずあればいいです。僕らもお会いできる日を待っていますので、必ず待っていてください。まずは韓国でデビューしますので、多くの関心と愛をお願いいたします。

ゼロ:今は日本に行けませんが、TwitterやInstagramのコメントを日本語で書いてくださっている方々がたくさんいらして、やっぱり日本人なのでうれしいって思いながら見ています。いつか直接お会いして日本語で話せることをめちゃ楽しみにしています。その時まで頑張って練習しますので、皆さんも待っていてください。ありがとうございました!!



取材:安部裕子 / 尹秀姫

【T1419プロフィール】
MLD ENTERTAINMENT所属。2020年10月にデビューティザーが電撃公開された注目の9人組K-POPボーイズグループ。10月27日に発表したプレデビュー曲「Dracula」では、既に完成されたパフォーマンスと中毒性の高い楽曲でK-POPファンから大きな話題を呼び、YouTubeではプレデビュー曲としては異例の約700万回の再生を記録している。1月11日に1stシングル「BEFORE SUNRISE Part.1」待望のデビューを果たした。

T1419「ASURABALBALTA」MV:https://youtu.be/AB7kUkLMCqE
T1419「ASURABALBALTA-Japanese Ver.-」MV:https://youtu.be/8mxNukRZb6M

■関連サイト
・T1419「BEFORE SUNRISE Part.1」購入ページ(SONY MUSIC SHOP):https://t.co/jpt9bKnsWZ?amp=1
・Japan Official Twitter:https://twitter.com/T1419_JAPAN
・Official Twitter:http://twitter.com/T1419_official

記者 : Kstyle編集部