演劇「Almost Maine」が素朴で温かい感動と愛を伝え、口コミ効果で人気を博している。

昨年12月25日に開幕した演劇「Almost Maine」が、凍りついた大学路（テハンノ）をそっと温め、好評を得ている。劇作家のJohn Carianiは、様々な意味が込められた愛を題材に9つのエピソードで構成されたオムニバス形式のストーリーを誕生させ、同作はアメリカだけでも2500以上の劇団で公演されるなど、根強い人気を博している。また、20以上の言語で翻訳され、世界中のファンに感動を届けた。

「Almost Maine」は、劇団少年が制作を担当して話題となった。劇団少年はBlock BのP.Oを中心に、翰林（ハンリム）芸術高校演技科の第1期卒業生が集まって結成した劇団で、演劇「スーパーマンドットコム」「MANITOZ」など新鮮な雰囲気の演劇を披露し、可能性を認められた。5作目となる演劇「Almost Maine」で初のライセンス公演を準備しただけに、形式やジャンルにこだわることなく情熱を燃やすとの覚悟だ。

「見つけてほしい、あなたの居場所」というメインキャッチコピーのように、同作は愛そのものを超えて本来の居場所を見つけていく勇気に関するストーリーと応援を描いた。オーロラが見える仮想の村“オールモスト”を背景に、多彩なキャラクターが見逃せない魅力を届ける。型にはまらない斬新な人物が登場し、毎回のエピソードが充実に構成されている。オムニバス形式であるだけに、全出演者が2人以上の人物を演じて活躍するところも注目したい。

演劇「Almost Maine」にはBlock BのP.Oをはじめ、劇団少年所属のキム・ギジュ、イ・チュンホ、イ・ハンソル、チュ・ドハ、チェ・ヒョンソンらが出演する。俳優のカン・ウニル、クム・ドンホ、キム・ダユン、ムン・スア、パク・ジュンソク、パン・ユイン、ピョン・ハニ、イ・ダビン、イ・スジョン、イ・ジュンヒョン、イ・ヒョナ、チョ・ガウン、チョ・ヨンソク、ハ・ユウォンも合流し、多彩なストーリーを届ける。

「Almost Maine」は2月14日まで大学路TOM2館で上演予定だ。