TREASURE、1stフルアルバムの発売記念メディア懇談会を開催…慰めと希望を伝える

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写真=YG ENTERTAINMENT
TREASUREが新型コロナ感染症拡散の中、温かな慰めと希望を盛り込んだ1stフルアルバムでカムバックする。

1月11日の午後、YouTubeを通してTREASUREの1stフルアルバム「THE FIRST STEP : TREASURE EFFECT」発売記念オンラインメディア懇談会が生中継された。

TREASUREはこの日の午後6時、音楽配信サイトを通して1stフルアルバムを公開する。昨年11月に発表した3rdシングル「THE FIRST STEP : CHAPTER THREE」以来、約2ヶ月ぶりに披露するニューアルバムだ。

TREASUREの1stフルアルバム「THE FIRST STEP : TREASURE EFFECT」のデジタルアルバムには10曲、CDアルバムには12曲が収録されている。その中で新曲は合計3曲だ。タイトル曲「MY TREASURE」並びに「BE WITH ME」、そして「SLOWMOTION」が1~3番トラックに配置された。

タイトル曲「MY TREASURE」は、TREASUREが昨年デビュー以来、初めて披露する明るく希望に満ちた雰囲気のポップジャンルの曲だ。世界の誰もがたった一人の宝石のような存在という意味が込められている楽曲で、「厳しい時期、みんなで力を出そう。明日はまた明るい光が浮かぶだろう」というメッセージを盛り込んだ曲だ。

TREASUREメンバーは所属事務所YG ENTERTAINMENTのプロデューサーの積極的なサポートに支えられ、1stフルアルバムの作業に積極的に参加し、TREASUREだけのカラーを盛り込んだ。ラップ担当のチェ・ヒョンソク、ヨシ、ハルトは、タイトル曲の作詞に参加した。このほかにもチェ・ヒョンソクとハルトは10番トラックの「GOING CRAZY」を除く残りのすべての曲の作詞およびラップメイキングに参加し、ヨシは合計10曲のクレジットに名前を挙げた。

チェ・ヒョンソクは「作詞だけでなく、曲の制作にも参加し続けている。すべての瞬間、僕たちが話したいことを伝えたくて自ら制作に参加している。その過程が僕たちにとってまた新たな癒しであり、意味のあることだと思う。時間を割いて準備をしている。まだ披露していない良い曲があるので、よりたくさん見せられるように努力する」と話した。

所属事務所の先輩であるAKMUのイ・チャンヒョクも参加した。収録曲「SLOWMOTION」を共同作詞、作曲したのだ。“天才ミュージシャン”と呼ばれるイ・チャンヒョクと“グローバルスーパールーキー”TREASUREの出会いがどんなシナジー効果を生み出すのか関心が集まっている。

パン・イェダムは「チャンヒョク先輩がくださった大切な曲で、貴重な時間をさいてディレクトもしてくれた曲だ。ファンにとっても大きな意味がある特別なプレゼントのような曲だ」とし、「チャンヒョク先輩の方から、僕たちの歌を書いてくれると連絡をしてくれた。『YG宝石箱』の時から関心を持って見守ってきたと話してくれた。レコーディングするところも見てくれて、アドバイスも細かくしてくれた。この場を借りて感謝の言葉を伝えたい」と裏話を公開した。

ミュージックビデオで注目すべきポイントと見どころも教えてくれた。ジュンギュは「今回のミュージックビデオは童話のようなセットと、一本のミュージカルのような演出が一番の特徴だ。大変な状況に置かれている皆さんに慰めと希望を伝えたい僕たちの気持ちが盛り込まれている。童話の中の宮殿のようなセット、傘のパフォーマンスなど、キレイな場面がたくさんある。見ていると気分が良くなる楽しさを届けたい」と紹介した。

ジフンは「フルアルバムのミュージックビデオでパステルの紫色のスーツをそろえて着て、フェイスペイントもしてより爽やかな魅力を発散しようとした。初めてダンスチームとも撮影をした。スケールが大きくなったミュージックビデオなので、楽しみにしてもらいたい」とし、「希望に満ちた曲なので、見る方も笑顔で見られると思う」と話した。

TREASUREはキレイにそろったパフォーマンスで有名なチームだ。デビュー後、素晴らしいパフォーマンスと多彩な振付で好評された。そのため新曲を通してどんなステージを披露するか、期待を集めている。

ソ・ジョンファンは「TREASUREだけの活気あふれるエネルギーがたっぷり盛り込まれている。ミュージカルのようなパフォーマンスで、メンバーの可愛らしく楽しい振付がポイントだ。歌詞に合わせてほっぺをタッチして笑う振付がある」と説明した。

デビューと同時に韓国と海外音楽チャートのトップを総なめしたTREASUREは、高いグローバル的人気としっかりとしたファンダムをベースに、昨年末から1月10日「ゴールデンディスクアワード」まで、主要な音楽授賞式で新人賞を席巻した。ハルトは「昨年末から、昨日も本当に光栄な賞をいただいた。もっと頑張ってという意味でファンの皆さんがくださった賞だと思う。本当に光栄だ」とし、「この瞬間を忘れずに、もっとがんばってエネルギッシュに活動する」と感想を明かした。

TREASUREはまでデビュー後、一度もファンと直接会えていない。昨年、世界的に拡散した新型コロナウイルス感染拡大によりオフライン公演やファンサイン会など、対面イベントの開催が不可能だったためだ。

新型コロナウイルス感染拡大の状況が終わり、ファンに会うことになったら何を話したいのかという質問にジョンウは「ファンの皆さんと直接会える日が来たら、一番先に『待ってくださってありがとうございます』と言いたい」と答えた。

続けて「ステージでファンの皆さんの歓声を聞くことってどんな気持ちだろうと想像だけしていたが、オンライン公演で、非対面だったけれど歓声を聞くことができて良かった。初めて感じる感動だったので、もう一度あの気分を感じてみたい。僕たちのエネルギーもファンの皆さんに届けたい気持ちが大きい」と付け加えた。

ヨシは「少しでも早く、世界中にいるTREASURE MAKER(ファンの愛称)に会いに行きたい。早く状況が良くなって、僕たちの夢であるワールドツアーを早くしたい」と話した。

パン・イェダムは「一人でも僕たちの歌を聞いて、元気になれたらと思う。癒し系アイドルという別名を得たい。何よりも僕たち全員、健康にアルバム活動を終えるのが最高の成果だと思う」と明かした。

記者 : ファン・ヘジン