少女時代 ユナ&ファン・ジョンミン主演ドラマ「ハッシュ」今週は休止に…次回は来年1月8日放送

Newsen |

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=JTBCスタジオ
「ハッシュ」に出演中の少女時代のユナに熱い応援の声が寄せられている。

JTBC金土ドラマ「ハッシュ」で、ハン・ジュンヒョク(ファン・ジョンミン)とイ・ジス(ユナ)が“本物の記者”になるための“正面突破”を宣言し、ターニングポイントを迎えた。真実に沈黙して、嘘と妥協する現実は彼らを奮い立たせた。再びペンを握ったジュンヒョクの変化と、現実を直視したジスの成長が共感と深い余韻を残している。

「ご飯はペンより強い」という座右の銘のように、ジスにとって記者は金儲けの手段であり、単なる職業に過ぎなかった。6年前に父親のイ・ヨンミン(パク・ユンヒ)プロデューサーが連日報道されたフェイクニュースによって無念の死を遂げ、今も忘れられないバイライン(新聞や雑誌などの署名入り記事)の“ハン・ジュンヒョク”という名前のせいで、彼女は新聞社「毎日韓国」への入社を夢見ていた。しかし、ジスは親友だったオ・スヨン(キョン・スジン)の死に直面し、冷たい現実に再び向き合った。ジュンヒョクに対する恨みは、「毎日韓国」に対する怒りに移っていった。そこに何ひとつ変えられない自分の無残な現実もひしひしと感じていた。

しかし、ジスは折れなかった。みんながスヨンの死から目をそらして黙認したが、真実を明かすべきだと絶えず疑ってぶつかる彼女の姿は、かつてのジュンヒョクにも似ているものがあった。そんなジスが、記者への第一歩を踏み出した。初の取材挑戦から並外れた一面を見せたジス。ジュンヒョクに連れていかれた社会部で、思いがけず取材現場に送られた彼女は、事件の本質を貫く真正性に満ちた質問で、周りを動揺させた。本当に重要なのは“心”だとして、「記者であれば、どこを見て、何を書けばいいか、心をこめて熱く考えなければならない」というジスの堂々とした叫びは、本物の記者としての成長へと期待を高めた。

熱情だけが溢れていたインターンから、記者の資質と真正性を備えていく見習い記者のジス。ついに本物の記者として意味のある第一歩を踏み出した彼女は、共感だけでなく熱烈とした応援と支持を得ている。ジスの成長がここまで健気で切ない理由は、大切な人を失った痛みや傷を乗り越えて、現実の前に堂々と立ち向かったからである。そこに“熱く正面突破”を約束したジュンヒョクとの意気投合まで、2人が一緒に描いていく成長記録に関心が集まっている。

今週の「ハッシュ」第7、8話は、JTBC新年の特集番組のため放送休止となり、来年1月8日と9日に韓国で放送される。

記者 : キム・ミョンミ