「Sweet Home」ソン・ガン、Netflixでの人気&入隊時期に対するファンの懸念に言及“今の段階では…”

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写真=Netflix
俳優のソン・ガンが「Sweet Home」出演の感想から軍入隊まで、様々な話を打ち明けた。

ソン・ガンと最近、ビデオインタビューを行った。これに先駆けて、彼はNetflixオリジナルシリーズ「Sweet Home」を通じて世界中の視聴者に会った。

「Sweet Home」は、累積再生回数12億回以上を記録し、大人気を博した同名のウェブ漫画を原作にして話題を集めた作品だ。引きこもりの高校生ヒョンスが家族を失い、引っ越し先のアパートで経験する奇怪で衝撃的な物語を描く。特に「Sweet Home」は、ドラマ「ミスター・サンシャイン」「太陽の末裔」などを通じて、アジアでブームを巻き起こしたイ・ウンボク監督がNetflixとタッグを組んで誕生させた超大型プロジェクトだ。

ここにデビュー4年目の新人俳優のソン・ガンが主演として抜擢され、関心を集めた。彼はNetflixオリジナルシリーズ「恋するアプリ」を通じて世界中の視聴者に顔を知らせたことに続いて、「Sweet Home」で引きこもりの高校生ヒョンス役を演じて一風変わった変身を図った。

劇中でソン・ガンは、交通事故により家族を失い、自殺を決心した引きこもりの高校生から、グリーンホームの住民たちの唯一の希望であると同時に威嚇的な存在になってしまったヒョンスというキャラクターを通じて、アクションと繊細な感情の演技を披露した。

彼は「オーディションを受ける時に、ありのままの僕の姿を見せようとしました。『Sweet Home』のオーディションにも淡白な姿で参加しました」と当時を振り返った。

すでに原作の熱血ファンだったというソン・ガン。主人公に抜擢されたことについて「キャスティングの知らせを聞いて嬉しかったのですが、原作ウェブ漫画のファンであるほど、プレッシャーも大きかったです」とし「怪物に出会った時の感情など、キャラクターの表現に関するプレッシャーも大きかったのですが、イ・ウンボク監督とのコミュニケーションを通じて解決しました」と感想を伝えた。

彼は「目を引こうとするよりは、ただ自身のキャラクターに最善を尽くそうと思いました。ヒョンスの内気な姿、暗い姿、正義感溢れる姿など、そのような感情に集中しようとしました」と役に没頭した姿を見せた。

それだけでなくソン・ガンは、引きこもり役のため、体重を5kgも減量したという。彼は「撮影前の体重が70kgだったのですが、5kgほど減らしました。ヒョンスが引きこもりなので、体が小さい方がいいと思ってわざと小さく見えるようにへっぴり腰を維持しようとしました」と演技への情熱をアピールした。

それにもかかわらず彼は「Sweet Home」での演技の点数について「75点」と答えた。ソン・ガンは「ヒョンスの内気な姿をもっと表現しようとしたのに、少し残念な部分があります」と明かした。

また「ヒョンスを通じてこれまで経験しなかった感情をたくさん感じました。8ヶ月間撮影した作品なので、愛着があります。『あ、僕はあんな風に演じたんだ』『あのシーンではこんな表情だったんだ』と僕も面白かったですし、作品も良かったです」と特別な作品への思いを伝えた。

続いて「初めてワイヤーアクションにも挑戦してみました。『Sweet Home』のおかげでよい経験がたくさんできました。すべてが幸せな思い出として残っています」と付け加えた。

怪物と演技した感想はどうだろう。ソン・ガンは「怪物に直面して怖かったり、プレッシャーを感じるよりは新鮮な感じで、楽しく撮影できました」と伝えた。

彼は「劇中で“筋肉怪物”が僕のお気に入りでした」と伝えたりもした。続いて、もし怪物になったら、どんな怪物になりたいのかという質問には運動への愛情を誇示して笑いを誘った。

ソン・ガンは「ダンベル怪物になりたい」とし「新型コロナウイルスの影響で、ジムに行けなかったです。僕は普段から起きると同時にジムへ行っていました。最近は行けなくて残念です」と明かした。

「Sweet Home」を鑑賞した視聴者から聞きたい評価については「僕の姓を取って“チャ・ヒョンス”ではなく“ソン・ヒョンス”と呼ばれたいです。ありのままのキャラクターに完全に溶け込みたくて、実際の台本にも“ソン・ヒョンス”という名前を書いたりしました」と伝え、高いシンクロ率の秘訣を垣間見ることができた。

ソン・ガンは「将来『Sweet Home』で学んだ事を、次期作で活かしたいです」とし「以前は少年のようなキャラクターをたくさん演じてきたのですが、これからは成熟した姿をお見せしたいです」と願いを伝えた。

「Sweet Home」の爆発的な反応への感想はどうだろう。ソン・ガンは「実感できないです。僕が出演した作品が大人気を博して高いランキングを記録した事は嬉しいのですが、実感できないですね」と心境を伝えた。

これとともに彼は自身への多くの関心について「海外のファンの方々が好きになってくださるという事はとてもありがたいことです。信じられないです。実感できませんが、SNSを見ると(海外のファンの方々の)コメントが多いです。心より感謝してます」と感謝の挨拶を伝えた。

“大ブレイク中”の俳優として浮上した本人の魅力は何だと思うかという質問に、ソン・ガンは「僕も今、僕の魅力を探しています。監督たちは、ありのままの僕の姿を好きになってくださっているようです」とし「とても感謝していますし、もっと頑張らないとと思っています」と謙遜した態度を見せた。

特にソン・ガンは、すでにファンたちが「Sweet Home」シーズン2の制作を期待していることについて「シーズン2についてはまだ聞いている事はないです。反応が良かったら制作する予定だと聞いています」と答えた。

また1994年生まれである彼をめぐって「軍入隊前にシーズン2を撮影しなければならない」というファンの懸念について自身の考えを明かした。ソン・ガンは「軍隊は国防の義務なので必ず行きます。だけど今は作品に最善を尽くして、それから義務を果たす計画です」と堂々と答えた。

記者 : キム・ナラ