BTS（防弾少年団）が、満30歳まで軍入隊を延期できる可能性が高くなった。

22日、韓国国防部は軍徴集・召集を延期できる対象として「大衆文化芸術分野の優秀者」という内容を追加した兵役法一部改正法律案が公布されると明らかにした。この法案は、公布から6ヶ月経過した後から実施される。このような内容は、1日の韓国の国会本会議を通過し、15日の閣議を経て本日（22日）公布された。

国防部によると、入営延期対象の具体的な範囲などは、今後の大統領令改正時に規定するという。また国防部は、この法改正によって入隊延期が乱発することを最小限に抑えられるように厳格に定める予定であり、文化勲章・褒章を受けた受勲者のうち、文化体育観光部長官が国威発揚に貢献したと推薦した者に対して、満30歳まで入隊を延期できるようにする方針だ。

先立ってBTSは2018年、韓流と韓国語拡散の功績を認められ、花冠（ファグァン）文化勲章を受賞した。そのため、BTSが文化体育観光部長官の推薦を受ける場合、新しい兵役法の対象者に分類され、BTSで最年長メンバーのジンは2022年まで、最年少メンバーのジョングクは2027年まで、それぞれ入隊を延期できることになる。

BTSは最近、11月20日に発売されたニューアルバム「BE （Deluxe Edition）」のタイトル曲「Life Goes On」のミュージックビデオ再生回数が2億回を突破し、通算19本目の再生回数2億回のミュージックビデオを保有することになった。BTSは「Life Goes On」でアメリカ・ビルボードメインシングルチャート「HOT100」（12月5日付）で1位になり、ビルボードチャート62年の歴史で初めてほとんどが韓国語歌詞で構成された曲で、同チャートのトップを獲得した。アルバム「BE （Deluxe Edition）」もメインアルバムチャート「ビルボード200」トップを記録し、メインチャートを席巻する快挙を成し遂げた。

また、BTSは「Dynamite」で韓国歌手としては初めてビルボード「HOT100」チャートインと同時に1位を記録した後、最新のチャートにも名を連ねて世界的な人気を誇っている。