「場合の数」キム・ドンジュン“イ・ジョンジェ先輩からのアドバイスを忘れずに幅広い作品を検討している”

OSEN |

写真=MAJOR9
俳優のキム・ドンジュンが、ドラマ「場合の数」への想いを語った。

キム・ドンジュンは、OSENと書面インタビューを通じて、最近韓国で放送が終了したJTBCの金土ドラマ「場合の数」出演の感想などを伝えた。

「場合の数」は10年間にわたってお互いに思いを寄せる2人の男女のリアル青春ロマンスを描いた作品だ。キム・ドンジュンは劇中で完璧な男オン・ジュンスを演じて、穏やかで成熟した大人の男の魅力をアピールした。

キム・ドンジュンは愛において、ためらうことなく積極的だったオン・ジュンスを繊細な演技で表現し、視聴者を魅了した。優しい眼差しで切なさを表現し、トキメキを与えた。

「場合の数」を終えたキム・ドンジュンは「8ヶ月という長い時間撮影しながらたくさんのことを学びましたし、オン・ジュンスという役に出会い、キム・ドンジュンという人間が新しい姿を見せられることに魅力を感じました。キム・ドンジュンという俳優を、オンジュンスとして穏やかでカッコいい人にしてくれた監督、脚本家、苦労したスタッフに感謝しています。またジュンスに感情移入し、愛を持って見守ってくださった視聴者の皆さんにも本当に感謝を伝えたいです。この作品は、長い時間悩みながら撮影した作品なので、特に記憶に長く残ると思います」と話した。

またキム・ドンジュンは、「オン・ジュンスというキャラクターは、いつも見守ってくれていて、その温かい励ましが大きな魅力だと思います。オン・ジュンスの後遺症なのか、最近はジュンスのように優しい言葉遣いをしようと努力しています。このような穏やかさが羨ましくもあるけれど、性格や表現の仕方においては、僕にはもどかしく思う部分もあって、そのもどかしさと羨ましさのため、僕とのシンクロ率は50%程度だと思います」と明かした。

これと共に彼は「オン・ジュンスと同じような状況に置かれたとすれば、愛する人を送り出すと思います。その人の完全な幸せのために送り出すのではなく、他の人のところに行ってこそ、僕がいい人だったことが分かると思うからです」とつけ加えた。

ドラマ「少女K」「町の弁護士チョ・ドゥルホ」「輝けウンス」などで経験を積み、「ブラック」「アバウトタイム~止めたい時間~」「補佐官」などで活躍してきたキム・ドンジュン。

彼は「今まで僕が演技したキャラクターの性格が重なったことがなかったんです。だからこそ1つのイメージに固まらず、さまざまな職業や性格を演技できたんじゃないかと思います。作品を選択する時、キャラクターをどのように表現できるかを重要視して、どのような性格を持つ人物なのかを一番考えます。イ・ジョンジェ先輩からいただいたアドバイスである『長く考えず、とりあえずぶつかってみながら得ていけばいい』という言葉を肝に銘じて、幅広くさまざまな作品の台本を見る方です」と話した。

「場合の数」を終えたキム・ドンジュンは、SBSの新ドラマ「朝鮮駆魔師」でカムバックする。彼は「2021年には、演技ではファンタジーアクション時代劇『朝鮮駆魔師』を通じて挨拶します。デビュー後、正式に時代劇作品を通じて、新しいキャラクターと変化した姿をお見せできると思います。そして『最初の恋、最後の恋人』という映画でもご挨拶して、『美味しさの広場』を通じても、番組のメンバーたちと一緒に農民・漁民、視聴者の皆さんと交流していく予定です」と明かした。

記者 : チャン・ウヨン