サプライズ訪問まで!EXO ベクヒョン&IUら、ファンとの交流方法が話題に

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写真=Newsen DB
アーティストとファンの一方通行の交流も、もう昔の話になった。歌手IU、Eric Nam、EXOのベクヒョンなど、多くのスターがファンからもらった愛をそれぞれの方法で返している。

ベクヒョンは先月、自身のTwitterに「地域に関係なく、飲食業に従事しているL(ファンクラブEXO-Lの愛称)やLの両親いるかな? いそうだと思ったけど!」と書き込んだ。これに対してあるファンは、自身がアルバイトをしているハンバーガー店と地名を返信し、「本当においしいよ。富川(プチョン)に来たらぜひ遊びに来て。おいしく作るよ」と伝えた。

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これを見たベクヒョンは、コメントでこのファンがアルバイトしている時間を聞き、「いつか行くから、待ってて」とし、訪問を予告した。また、携帯電話のメモ帳に該当のハンバーガー店の名前などを記載した画面をキャプチャーして期待を高めた。その後、2人のやり取りはオンラインコミュニティとSNSを中心に急速に広がり、検索サイトのリアルタイム検索ワードランキングにハンバーガー店の名前が上がるなど、関心を集めた。ハンバーガー店への注文も殺到し、ベクヒョンはファンに申し訳ない気持ちを伝えたが、ファンはむしろ「社長の顔に笑いの花が咲いた」と感謝した。

ベクヒョンが飲食業に従事するファンを探した理由は、新型コロナウイルスの感染拡大によるものと推測される。コロナが長期化し、自営業者などが直撃を受け、相次いで廃業する事例が増えているためだ。景気が低迷している中、エネルギーを吹き込むために、自身の影響力を発揮したベクヒョンだけの交流の仕方が肯定的な影響をもたらした。

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状況は異なるが、IUも昨年2月、金堤(キムジェ)女子高の卒業式をサプライズ訪問して話題を呼んだ。この訪問は、IUのデビュー10周年ファンミーティングを機に実現した。当時、あるファンはスクールアタック(サプライズで学校を訪問すること)を要請し、IUがこの約束を守ったのだ。IUは、卒業式当日に自身の楽曲「あなたの意味」を歌いながら壇上に登場し、当時ファンミーティングに来ていたファンに花束と香水などをプレゼントして、アンコールのリクエストに「BBIBBI」を歌った。

当時このファンは卒業の感想を聞かれ、「(IUが)最後まで来ないと思ったのに……」と話して言葉に詰まり、涙を見せた。IUが卒業式を訪れたこの日の写真と映像は、オンライン上で急速に広まり、レジェンド級のファンへの愛溢れるエピソードとなった。

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またEric Namも、ミニアルバム「Honestly」の発売当時、高校や大学の学生たちを対象にスクールアタックイベントを行った。心遣いのできる優しい性格で“1家庭1Eric Nam”という新造語を作った彼に、このイベントは“1学校1Eric Nam”という新しい異名を付与し、爆発的な反響を得た。

その他にも、多くのスターたちがファンと双方向で交流している。単に一方向にとどまらずに楽しむ雰囲気まで形成されている。ファンの代表的なプレゼントになった電光掲示板の記念ショットがその例だ。多くのファンたちが、スターの誕生日、記念日、カムバックなど、様々な理由でお祝いのコメントが書かれた電光掲示板、広告を依頼する。これに対してスターたちは、自ら地下鉄やショッピングモールを訪問して記念写真を撮影し、感謝の気持ちを伝えている。

ファンダム(特定のファンの集まり)文化は、進化している。それに合わせて、スターたちの双方向での交流法も進化している。一方的に愛をもらうよりは、分け合って共有することで、喜びも倍になるという、まさに共存価値の実現といえる。

・IU、女子高の卒業式にサプライズ訪問…“ファンとの約束を守るため”

・EXO ベクヒョン、ファンがアルバイトするハンバーガー店へ訪問予告?SNSでの神対応が話題

記者 : キム・ノウル