2PMのJun. K、3rdミニアルバム「20分」でカムバック“パク・ジニョン代表が一番先に良いと言ってくれた”

Newsen |

2PMのJun. Kがカムバックの感想を伝えた。

Jun. Kは最近、各音楽配信サイトを通じて3rdミニアルバム「20分」とタイトル曲「30分は断るかと思って」をリリースした。彼は、所属事務所JYPエンターテインメントを通じてアルバム発売の感想を伝えた。

――2017年11月に発売したアルバム「My 20's」以来、3枚目のミニアルバムですね。久しぶりに新曲を発売した感想を教えてください。

Jun. K:2017年以降、軍隊に行ってきて僕自身にも多くの変化がありました。価値観も大きく変わりましたし、性向や心を色で表現するなら別の色に変わったような気もします。何よりも長い間待ってくださったファンの皆さんに、必ず今年が終わる前に僕の感性をプレゼントしたいと思いました。本当にありがたいことに12月を温かく過ごせる音楽をお届けする機会とめぐり合えてとても光栄です。

――作詞・作曲する時、どこから一番インスペレーションを受けていますか?

Jun. K:人と会話をしたり、映画を見たり、本を読んだり、歩いて空を見上げたりする時など、日常で何か思いつくたびにメモしておきます。以前は短くメモをする習慣があったのですが、今はその考えの脈絡で一文字でも多く書こうと努力しています。それが歌詞になりますし、一つの楽曲のテーマにもなるので。

――全曲を作詞しましたが、一番愛着のある楽曲は何ですか?

Jun. K:まず、今回のアルバムに収録されたすべての歌のテーマを僕が決めました。なのですべてのトラックに愛着を持っています。普段、僕は歌詞を書きながら曲を作りますが、タイトル曲「30分は断るかと思って」は、初めて外国人作曲家の楽曲をもらい、その上に僕が書いた歌詞とテーマを入れました。他の作曲家の曲をもらって歌詞を書くのは初めてで、テーマを決めるのに少し時間がかかりました。

――グループ2PMではなく、ソロアーティストJun. Kの音楽を初めて聴く方に一番最初におすすめしたい曲は何ですか?

Jun. K:2018年、日本のソロアルバムのタイトル曲として発売された「Ms. NO TIME」の韓国語バージョンが、今回のアルバムの7番トラックに収録されました。この歌は音楽的な部分もそうですし、僕が持っている色を一番多く表現しようと努力した楽曲なのでおすすめしたいです。

――タイトル曲「30分は断るかと思って」はJYPパク・ジニョン代表と一緒に作業したんですよね。作詞過程のエピソードを聞かせてください。

Jun. K:8~9人の作詞家がこの曲のために歌詞を提出しましたが、会議の後、採択されたものがないと言われました。実は、僕は他の作曲家の歌に歌詞を書いたことがないのでテーマの選定にも時間がかかりそうで、良い作詞家が書いてくれることを内心望んでいました。

少し時間が経って僕が「20分」というテーマで歌詞を書いて送りましたが、ジニョン代表が一番先に良いと言ってくれました。そしてこの歌詞を、もう少し人々が受け入れやすいように、もっと切なく書いた方がいいんじゃないかという意見をいただいて、レコーディング室で一緒に座って、お互いの意見を調整しながら一緒に修正しました。

こんなことは初めてで少し慣れない感じはありました。ジニョン代表は昔は、少し怖い感じでしたが、今は本当に天使のように寛大で、楽に作業しました(笑)。

――愛に関する曲ですが、ミュージックビデオの雰囲気は緊張感に満ちています。MVのポイントを教えてください。

Jun. K:MVの中に登場する2人の男女、そして僕との関係がどうなるのか推測する楽しさがあると思います。愛の二面性を逆説的に見せてくれる感覚的な雰囲気の映像と、「20分」という限られた時間が、カチカチと鳴る時計の音で表現されたスリラー要素に注目して見ると良いと思います。

――今回のアルバムの予告コンテンツがとても印象的です。トラックフィルムとハイライトメドレーのライブバージョンを制作しましたが、これに関するエピソードを聞かせてください。

Jun. K:まず、多くの収録曲をハイライトビデオで制作することがとても楽しかったです! 収録曲の中の3曲を撮影しましたが、全て関連性がある内容で構成し、僕が考えたテーマに合う絵が出てきてとても満足しました。

また、事務所に今回のアルバムのハイライトメドレーをライブバージョンで作ってみたらどうかという提案をしたんですが、それが本当に新鮮でした。僕はここにセットの構成とビームプロジェクター2つを利用し、一つの部屋のように作ったらどうかという意見を出しました。映像の構想から撮影まで、皆が素晴らしい舞台を作るために努力したコンテンツでした。

特に曲のハイライトをライブで演奏して歌いましたが、実は7曲が全部違う雰囲気でこれをつなげる部分が少し難しかったです。監督とスタッフの方々が楽曲を上手くつなげるために色々と気を遣ってくださったおかげで、新しく美しいものができました!

――アルバムの準備過程でファンと共有したいTMI(Too Much Information)はありますか?

Jun. K:「30分は断るかと思って」をタイトル曲に決めてからアルバムの発売も決まりました。明確なテーマが決まらず少し時間がかかりましたが、テーマが決まってからは予めスケッチしておいた楽曲を整理することに正確に10日かかりました。ものすごい集中力で4曲の歌詞、録音、コーラス、編曲などを終えました。タイトル曲以外は、全部僕の作業室で録音しました。作りながらすぐに録音までして作り出したものです。遅い時間でも連絡すればすぐに返事をしてくださった編曲者の皆さんに一番感謝しています。

――2PMのメンバーたちも曲を聴きましたか? 反応が気になります。

Jun. K:タイトル曲のミュージックビデオを撮影する時、ジュノがコーヒーのケータリングを送ってくれました。ウヨンも撮影現場に果物を何箱も持ってきました! とても優しい弟たちでしょう(笑)? そしてウヨンがタイトル曲のMVにとても小さく出演したので目を大きくして探してみてください!

――2PMの「My House」がかなり話題になりましたよね。歌を作った張本人でもあるJun. Kさんも感慨深い気持ちだと思います。

Jun. K:実は「My House」という曲は「我が家」という明確なテーマ、そしてその中で発展させたことが多いです。ダンスとミュージックビデオ、メンバーそれぞれが持った特色がこの曲の雰囲気をよく生かしてくれたと思います。人気の秘訣は曲がすごく良いからではなくて、この曲のテーマ、そしてこれをひたすら2PMの色でうまく表現してくれたメンバーとスタッフの皆さんの努力のおかげではないかと思います。

――ソロアーティストJun. Kの音楽が感性的なら、2PMとして聴かせたい音楽はどんなジャンルなのか気になります。

Jun. K:最近悩んでいる部分ですが、絶対的にセクシーなだけではないと思います。こういう部分を含めて、2PMが次に発売する曲について悩みながら作業しています。

――ニックン、ウヨンとともにTYHGとして様々なコンテンツを披露していますよね。記憶に残っている撮影はありますか?

Jun. K:9月に開催したオンラインスペシャルイベント「TYHG Special Day」にとても感激しました。ファンの皆さんには直接会えませんでしたが、お互いにコミュニケーションをする過程でファンの皆さんが送ってくださるメッセージ一つ一つに愛が込められていることを僕たちは知っていますので。また、オンラインででも会えることに感謝しました。

そしてTYHGを撮影しながらウヨン、ニックンと寂しくない2020年を過ごせました! このようなコンテンツを作ってくれた事務所に感謝しています(笑)。

記者 : ファン・ヘジン