シン・ヘソン&ペ・ジョンオク、ドラマ「哲仁王后」スチールカットを公開…コメディとスリルの共存

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写真=tvN
「哲仁王后」でシン・ヘソンの恐ろしいシワールド(夫の実家)が公開された。

韓国で12月12日に放送スタートするtvN新土日ドラマ「哲仁王后」は4日、“あの世のテンション”を持つことになった朝鮮時代の王妃キム・ソヨン(シン・ヘソン)と宮廷の権力者の純元王后(ペ・ジョンオク)、野心家のチョ大妃(チョ・ヨンヒ)がお互いの意中を探る緊張感溢れるシーンを公開した。

「哲仁王后」は予期せぬ事故で韓国の代表“虚勢男(虚勢を張る男)”の魂が体に入り込んで“あの世のテンション”を持つことになった朝鮮時代の王妃キム・ソヨンと、2つの顔を持つ王・哲宗の間で繰り広げられる、“魂入れ替えスキャンダル”を描く。ドラマ「花郎<ファラン>」「王の顔」「カクシタル」などを演出したユン・ソンシク監督と、「ドクタープリズナー」「感激時代~闘神の誕生」の脚本家パク・ゲオク、映画「6年目も恋愛中」を執筆したチェ・アイルがタッグを組んで完成度を高める。本格的なコメディ演技を予告したシン・ヘソン、キム・ジョンヒョンをはじめ、ペ・ジョンオクとキム・テウの共演は、ドラマへの期待を高めている。

何より一晩で朝鮮時代の王妃の体に入ってしまった問題の魂、“あの世のあいつ(?)”の奇想天外な宮廷生存記に関心が高まっている。聞いたこともない突飛な言動で宮廷をひっくり返してしまうシン・ヘソンは、青瓦台(大統領府)シェフの魂が入った王妃キム・ソヨンに扮し、笑いを誘う。180度変わった王妃の異常な行動を感知し、注視する権力者の純元王后はペ・ジョンオクが演じ、重みを与える。チョ・ヨンヒも家門の権力のため虎視眈々とチャンスをうかがう野心家チョ大妃に扮し、ドラマをより一層豊かにする。

その中で公開された写真では、宮廷で強大な権力を持つ女性たちが一堂に会し、注目を集める。抜群のオーラを放つ純元王后とチョ大妃の前に座ったキム・ソヨン。和気あいあいとした雰囲気の中で微笑んでいるが、相手の意中を探ろうとするかのように微妙な探索が興味をそそる。厳しい規律の中で生きていく王妃の体に閉じ込められてしまった血気盛んなチャン・ボンファン。「水」を魂の入れ替えの媒介と思った彼は現代に戻るため宮廷の実力者である純元王后を味方にしようとする。キム・ソヨンには、初めて会った大王大妃と大妃を区別することも容易ではなく、彼女を見つめる2人の女性の雰囲気は厳しい。しかし、世渡り上手な彼はトークの腕前で2人の大妃の心を掴んだ。冷たい純元王后まで笑わせた彼の切り札は何だろうか、気になる。

「九重の宮中」という言葉通り、秘密とうわさが飛び交う空間。権力を握るための暗闘は愉快な笑いの中、「哲仁王后」のもう1つの観覧ポイントだ。制作陣は「権力を握った王家の女性たちの神経戦がコメディとスリルを行き来し、緊張感を与える。その中心に立つキム・ソヨンの活躍も面白いだろうと思う」とし「シン・ヘソンとペ・ジョンオクが披露するコメディ演技も楽しみにしてほしい」と伝えた。

韓国で12日午後9時から放送がスタートする。

記者 : ペ・ヒョジュ