「ジョゼ」ハン・ジミン“原作の日本映画のファンだった…私が演じるとは思わなかった”
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最近韓国で公開された映画「ジョゼ」(監督:キム・ジョングァン)で、自分だけの世界に住むジョゼを演じたハン・ジミンの言葉だ。ハン・ジミンは、最近行われたオンラインインタビューを通じて「ジョゼは体が不自由な人物です。動線や動きを自然に表現しようと努力しました。大変だったけれど、楽しかったです」とし「普通のキャラクターが色がはっきりしているとしたら、ジョゼは感情や表現を出さないキャラクターだったので、言語に集中して監督とたくさん話し合い、悩みました」と告白した。

「原作でのジョゼは、もっと明るくてユーモラスな人物でした。私が描きたいジョゼは過去の傷を持っている人物だったので、より閉鎖的で静かで、寂しい感じが強かったんです。静かで寂し気に見えますが、ヨンソクとの愛を通じて自身の世界がもっと堅固になり、世の中に出ることによる成長に焦点を合わせました」
本で社会について勉強したジョゼの話し方は、文語体に近い。これについてハン・ジミンは「話し方のトーンよりは、ジョゼが感じる様々な感情に集中しようと思いました。監督が収めようとした色自体がとても穏やかなものだったので、流れに乗って表現しようとしました」と伝えた。

「原作のファンとして、良い感情が今も残っています。プレッシャーが全くなかったとしたらそれは嘘でしょう。シナリオに書かれているジョゼに、私の色を塗り、作っていこうとしました。原作が愛と別れの過程を繊細に描いたとしたら、『ジョゼ』は観客に結末を想像させる感じです。二人が別れる理由を作るよりは、二人を包む世界、人と人に対する物語を考えていただけるようにしました」

ドラマ「ある春の夜に」と「まぶしくて」でそれぞれチョン・ヘイン、ナム・ジュヒョクと共演したハン・ジミンは「以前は先輩と共演するチャンスが多かったんです。メロのパターンにも流行がありそうです」と語った。

ハン・ジミンが主演を務めた「ジョゼ」は、2004年に映画「ポラロイド作動法」を通じて多数の映画祭で受賞し、好評を受けたキム・ジョングァン監督の新作で、韓国で12月10日に公開された。
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記者 : ヤン・ユジン