BTS(防弾少年団)、兵役法改正案の議決で前進…入隊延期の可能性に重要な一歩

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写真=Big Hitエンターテインメント
兵役法改正案が最終議決された。

12月1日午後、国会の本会議で、大衆文化芸術分野の優秀者を対象とした徴集・召集延期に関する兵役法改正案が通過した。

政府は、その改正案に基づいて、文化・勲褒章を受けた大衆文化芸術人たちが、文化体育観光部の長官の推薦を受けた場合、入隊を満30歳まで延期することができる大統領令を用意する見込みだ。

BTS(防弾少年団)は2018年、文化体育観光部から花冠文化勲章を受けた。歴代最年少であり、アイドル歌手初の受勲者となった。

当時BTSは、韓国歌手で初の「ビルボード 200」チャートで2つのアルバムで立て続けに1位を記録するなど、韓流の発展に新たな指標を立てた功労を認められ、文化勲章を受けた。

さらに、民主党のチョン・ヨンギ議員は9月、兵役法の改正案を代表で発議した。

以後、兵務庁は10月12日、国会国防委員会の国政監査業務報告資料を通じて「大衆文化芸術分野優秀者の徴収・招集延期などを柱とする兵役法改正を推進中だ」と明らかにした。また「文化体育部長官の推薦者については、延期するが品位を損傷した者には、延期を中止する政府案を用意する予定だ」とし「大衆文化芸術活動の保証と国家イメージを向上させようという趣旨だ」と述べた。

現在の兵役法によると、兵役特例(芸術要員および体育要員の補充役編入)が可能な者は、国内芸術コンテスト1位、国際芸術コンテスト2位以上、国際芸術コンテスト2位以上、五輪3位以上やアジア大会1位の入賞者である。

兵務庁は、大衆文化芸術分野の優秀者の徴集や召集延期の改正案を推進するが、兵役特例の編入からは除くという方針を維持するとみられる。

BTSのメンバーの中で、最初に入隊する予定のメンバーは1992年生まれのジンだ。BTSは改正案の推進とは別に、時が来れば入隊して誠実に軍服務をするという立場を貫いてきた。

彼らは、11月20日に行われたニューアルバム「BE(Deluxe Edition)」発売記念グローバル記者懇談会でも、兵役に関する考えを明かした。ジンは「大韓民国の青年として兵役は当然の義務だ。要請があればいつでも応じる。メンバーともよく話し合っているが、兵役には全員応じる予定だ」とコメントした。

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記者 : ファン・ヘジン