「パンドラの世界~産後ケアセンター~」オム・ジウォン“役作りのために体重4kg増量…妊婦に見えるように努力した”

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写真=C-JeSエンターテインメント
女優のオム・ジウォンが、tvN月火ドラマ「パンドラの世界」の放送終了への名残惜しさを語った。

オム・ジウォンの放送終了インタビューは新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、書面インタビューで進行された。

まず、オム・ジウォンは「ここまで熱い反応を得るとはまったく思わなかったです。同じ時代を生きている平凡な女性の成長物語という観点で、私が感じたことを話せる場が設けられて嬉しいですし、共に泣いたり、共に笑ったり、共感し応援していただいて本当に感謝しています。俳優やスタッフの皆さんが愛情をもって撮影に挑みました。作品を終えて『無事終わったな』と思う作品もありますが、本作は『私たちまた会えるのかな』という惜しい気持ちでした」と放送終了への感想を語った。

女性視聴者はもちろん、男性視聴者からも熱い反応と共感を得た「パンドラの世界」。オム・ジウォンはその理由について聞かれると「私のすぐそばに、そして私の人生の中の話だが、身近すぎて気がつかなかった話だから親近感を感じたようです。『あれは私の話じゃないか』という思いから愛してくださったんだと思います。撮影しながら出産や育児の経験がない方も共感してくださるだろうかという心配もありましたが、特に経験のある方々から共感を得られるかが一番心配でした。ありがたいことにたくさん愛していただいて嬉しいです」と答えた。

「『本当に産婦みたい』『出産した時を思い出すわ』など、自分が経験したことが思い浮かぶという反応がやはり記憶に残っています。出産したとき、私が感じたことをそのまま表現してくれてありがとうという反応を見る度に、自分の話のように思ってくださるようで嬉しかったです」というオム・ジウォン。実際に妊娠、出産の経験がない彼女は「一番難しかったというより、一番力を入れたシーンは、やはり第1話でした。その中でも出産のシーンが一番大変でした。今までの演技は見る方々が経験したことのないシーンを演じる場合が多かったですが、ヒョンジンの場合は、多くの方々が経験した過程を演じることだったので、視聴者が完全に没入できるように演技するのが何より重要でした」と語った。

役作りのために体重4kgを増やしたことで話題を呼んだオム・ジウォン。彼女は「妊婦のように見えるためにある程度体重を増やすのは必要だと思っていました。視聴者の皆さんが『本当に妊婦みたい』と思えるように少し努力しました。多くの方々にリアルすぎると言っていただいて満足しています。映画撮影のスケジュールをこなす過程で自然と痩せた」とし「実際台本には『ヒョンジンが不便さで眠れずに輾転反側する』という地の文がありました。地の文通りに演じることもできましたが、経験者の知人にどこが不便なのか、どこが痛いなのか具体的に聞いてみました。それが演じるときにとても役立ちました。出産シーンは、赤裸々に映っていないですが、ドキュメンタリーを参考にしました。一番心配していた妊娠、出産を経験した視聴者の方々に共感していただいてほっとしました」と満足げに話した。

最後にオム・ジウォンは「パンドラの世界」の視聴者に「私たちが届けようとした話に共演していただき、愛していただいて、それだけで幸せです。感謝しています。視聴者の皆さんには『こんな題材の面白いドラマがあったんだな』と本作を思い出していただけたら、嬉しいです」と伝えた。

記者 : イ・スンギル