BTS(防弾少年団)、ついに夢の舞台へ…「グラミー賞」にノミネート“奇跡を作ってくれたファンに感謝“

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写真=Newsen DB
BTS(防弾少年団)がアメリカの音楽授賞式「グラミー賞」の「最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス部門」にノミネートされた。デビュー7年目の快挙であり、K-POPの新しい歴史だ。

「グラミー賞」を主催する米国レコーディングアカデミー(The Recording Academy)は、11月25日(日本時間)、公式ホームページを通じて第63回「グラミー賞」の各部門の候補を公開した。

この日発表された候補リストによると、BTSは、8月21日に発売したデジタルシングル「Dynamite」で、「最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス部門」(Best Pop Duo / Group Performance)にノミネートされた。

「最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス部門」には、BTSのほか、J. バルヴィン、デュア・リパ、バッド・バニー、タイニーの「Un Dia(One Day)」、ジャスティン・ビーバー feat. クエヴォの「Intentions」、レディー・ガガ、アリアナ・グランデの「Rain On Me」、テイラー・スウィフト feat. ボン・イヴェールの「exile」がノミネートされている。

BTSは25日午前、公式SNSを通じて「大変な時期に、僕たちの音楽を聞いていただき、共感してくださったすべての方々に感謝します。何よりもグラミー候補アーティストという奇跡を作ってくださったのはARMY(ファン)の皆さんです。いつも感謝して、愛しています」と所感を明らかにした。

また彼らは、Big Hitエンターテインメントを通じて「努力が実を結んだ気がして、言葉で表現できないほど嬉しい。信じられなくて感動的だ」とし「ノミネートされるチャンスを与えてくださったARMYの皆さんに感謝する。ファンの方々が喜んでくださると思ったら、もっと嬉しい。候補になったら受賞したいという気持ちもできて、期待している」と伝え、候補を超えて受賞への意志を示した。

写真=Big Hitエンターテインメント
BTSは、8月21日「Dynamite」を発売、新型コロナウイルス感染拡大の中で、明るいエネルギーと希望を伝え、多数の音楽ファンたちの好評を受けた。このような良い反応をもとに、世界中の主要音楽チャート1位を席巻した。

「Dynamite」は、韓国歌手初となるアメリカのビルボードメインシングルチャート「Hot 100」で1位を獲得。1週にとどまらず、複数回1位を記録し、その後も上位を記録。BTSにとって最大のヒット曲となっている。

BTSは、これまでも記者会見で何度か「グラミー賞」ノミネートと受賞、単独ステージを次の目標に挙げてきた。

「グラミー賞」は、レコーディング・アカデミーが1959年から主催してきた授賞式で、「ビルボード・ミュージック・アワード(Billboard Music Awards)」「アメリカン・ミュージック・アワード(American Music Awards)」とともにアメリカの3大音楽授賞式に挙げられている。

世界的アーティスト、作詞家、プロデューサー、エンジニアなど、音楽業界を率いるミュージシャンはレコーディング・アカデミーの会員として「グラミー賞」の候補を選定する1次投票権を持つ。「グラミー賞」は、仲間のミュージシャンたちから多くの支持を受けて候補に指名されるという点で、ファン投票の結果をもとに授賞する「アメリカンアワード」、ビルボードチャートの成績などに基づく「ビルボード・ミュージック・アワード」とは異なる。

BTSは、2019年の「グラミー賞」に韓国人アーティスト初の授賞者として出席し、2020年の「グラミー賞」では、韓国アーティスト初のステージを披露した。当時BTSは、Diplo(ディプロ)、Mason Ramsey(メイソン・ラムジー)、Billy Ray Cyrus(ビリー・レイ・サイラス)らと共に、Lil Nas X(リル・ナズ・X)の特別ステージ「Old Town Road All-Stars」を披露した。

第63回「グラミー賞」は、日本時間で2021年2月1日に行われる。

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写真=「グラミー賞」ホームページキャプチャ

記者 : ファン・ヘジン