BTS(防弾少年団)のJ-HOPE、収録曲「Blue & Grey」の歌詞が話題に…経済用語“灰色のサイ”を提起したアナリストが感謝のツイート

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写真=ミシェル・ワッカーのTwitter
アメリカの政策アナリストミシェル・ワッカー(Michele Wucker)がBTS(防弾少年団)に感謝した。

経済書籍「グレー・リノ(灰色のサイ)」の著者で世界政策研究所(The World Policy Institute) の設立者でもあるミシェル・ワッカーは21日午前、公式SNSに「『Blue & Grey』で灰色のサイがとても美しく表現された」とコメントし、感謝した。

「灰色のサイ」はミシェル・ワッカーが2013年、世界経済フォーラム(ダボスフォーラム)で初めて使った用語で「人間がよく見逃す危険、あるいは見て見ぬふりをする危機」を意味する言葉としてよく知られている。遠くにいるサイを目で見分けることができ、振動だけで動きを感じることができるが、恐怖のせいで何もできなかったり、対処方法が分からず、わざと無視することを経済危機に喩えて表現したのだ。

ミシェル・ワッカーが言及した「Blue & Grey」は、20日に発売されたBTSのニューアルバム「BE」(Deluxe Edition)の収録曲で、内面の憂鬱と不安を青(Blue)とグレー(Grey)で表現した歌だ。Vの自作曲でSUGA、RM、J-HOPEが参加した。この中でJ-HOPEが書いて歌った歌詞に「灰色のサイ」が登場する。

「BE」は新型コロナウイルス感染拡大後、世界に慰めを伝えるために制作されたアルバムだ。ミシェル・ワッカーは「最近、私が思い出した個人的な灰色のサイと非常に一致する。この頃、本当に『BE』の楽曲が必要だ」と伝えた。

J-HOPEは11日、米「ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)」とのインタビューで自身の作詞・作曲スタイルについて「リサーチが中心だ」と説明した。彼は「まずテーマを研究した後、どんな内容を盛り込むか悩む。僕が扱う話が軽い時もあるが、そうでない時もあるので、テーマについて詳しく知ることが本当に重要だ」と話した。彼は2018年にリリースしたソロミックステープ「Hope World」で自身の人生を「海底二万里」「ハリー・ポッター」などの小説に喩え、話題になった。

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記者 : ファン・ヘジン